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4たくさんの思い出や体験がないとしょんぼりしたあなたへ/15歳までのびんぼー実学「貧乏は状態だ」
このnoteのびんぼーの定義は「お金がない」ではありません。お金がなくても幸せな人がたくさんいることを知ったからです。「お金」と「心」のバランスを崩している状態をびんぼーとして書いていきます。何かのお役に立てるきっかけになればいいなと自分のびんぼー生活で学んだことを書いていきます。
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体験格差を考える
ネット記事で全国調査が体験格差で大人になったらどんな影響がある?と書いていたので、私なりにテーマにして書いてみます。
私はひとり親家庭かつ、ややこしい家だったことで風呂・洗濯機・冷蔵庫なし体験の青春時代15歳までをおくってきているので、夏休みも冬休みも春休みもここにいきました!!!というようなことはありませんでした。
母がずっと働いているし、土日祝も仕事のため、大型の休みの時におばあちゃんの家に預けられたら風呂・洗濯機・冷蔵庫があるので幸せと思っていた体験です。大人の中にいるので大人の会話は面白くもないけれど、あぁゴキブリもいないしいいなぁと思っていた記憶があります。
自分自身がささいな体験を通じて人生が変わったと思っているので、NPO法人ではささいなことで人生が変わる機会づくりとしてイベントなどを実施しています。体験に対しての可能性を猛烈に感じています。
もちろん、物心つくときにいろんな体験ができてディズニーランドなんかもいったりして、スイミングスクールや習字・そろばん、ピアノを実施していたら私は何を今しているのだろうか?と思うことがあります。
とはいえ、私はしていません笑
だけれど体験ができなかったからと言ってすべてが終わるかと言われればそうでもないなと思うのです。
人がしなかった体験をびんぼーという状況を通じてしました。
欲しいものが手に入らないこと
親が自分に気にかけてくれる余裕がないこと
泣いたって自分の思い通りにはならないこと
早く大人になって自分の人生を過ごしたいと思ったこと
これって、違う体験格差を埋める体験ができていると思っています。
びんぼーだったからびんぼーをどうしたら抜けれるのか?と考える機会があったし、
親が自分に興味を持ってくれなかったから、親に対して過度に期待もしないし諦めるということができたんです。
親が自分のことを考え決めてくれるという年代でさえ、自分で考えないと誰も考えてくれないという体験をしたことは自分の自立という体験においては相当役にたっています。
金持ちで好きなことができる素敵があれば、
その体験がその後の人生で当たり前になることでゆがむこともありますし、己を苦しめることもあります。
びんぼーで自分の思い通りにならない体験があれば、
その体験がその後の人生で思い通りになったときに猛烈な幸せになることもあります。
今回たくさんの思い出や体験がないとしょんぼりしたあなたへということで書いてみました。
しょんぼりしたことがたくさんありますが、今となってはその体験が私の根幹となって私に新しい喜びをくれていることをつづって終わり笑
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書いている私は、現在会社とNPOを運営しながら、日々過ごしています。
ひとり親家庭に生まれ、母親がパチンコ狂に入信し、7歳からパチンコ屋や消費者金融に出入りしていました。家も隣がやくざ№2だわ、上は全盲の方で音が出るところを永遠にこづくなど、レアキャラの集まりで、公営住宅という弱い者が集まる中でなお弱い者いじめをされる環境でした。
それでも会計を知って、お金持ちにもいろんな人と話をしてきました。今ならびんぼーは脱出可能な状態だと思っています。
大好きなこと:お金の計算・法律・会計・税金・不動産
2023年に100日書いたnoteは、自分の人生の振り替り。
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