#80「数学」の授業に「算数」と書いたノートを持って行った。間違いを笑われる恐怖体験。間違いなんて誰でもあるってって今なら笑っちゃうけど、当時は恥ずかしくて消えたかった。間違いが許されなかったな。(貧困幼少期からNPO代表理事までを振り返る)
NPO関係でコンサルをして頂ける事になりました(嬉し―――!)今まで答えない答に、悶々していたことが、整頓して頂くことで相当すっきりしています。しっかりと費用を払える組織環境作りをします!
算数が中学に入ると数学になっていた。しらんがな。
小学校時代の算数ではジャポニカ学習帳などを使い、ベルマークを集めるということしていました。
ただ中学校になるとオシャレなノートを使えるようになりました。campusノートだったり、無印良品だったり。
私はノートを新調して新しい勉強をしっかり学ぼうと思うようになりました。小学校の勉強は捨てて来たけど、中学校ではおしゃれなノートを買って板書をして、頭がいい生徒になろうと考えていました。(なれませんでしたが(笑))
初めての数学の先生にノートをみられてこう言われます。
『数学だよ。算数じゃないよ』
そう言われた理由は、青いノートの表紙に、算数と書いていたからです。
顔から火が出るぐらい恥ずかしくなりました。
教室に笑いが生まれました。
確かに貰った時間割には、数学と書いていましたが、私は小学校の延長として捉えており、浮かれて算数と書いてしまったのです。
その時に私は間違いに対して笑われる恐怖を体感しました。そしてこのミスが、賢くなりたいなって思っている自分の馬鹿さ加減を感じました。これじゃ賢くなれないわ。。
ノートの綺麗な表紙が、二重線で算数を数学に訂正することから始まるむなしさ。
笑いがある教室の中で、自分の間違いを「そんなことも知らないの」って笑って馬鹿にされたように感じる切なさ。
あぁ・・・・恥ずかしい!!消えてしまいたい。
今思うとそんなこと?っていう事なのですが、たまらなく恥ずかしくてもう瞬間移動でどこかに行ってしまいたい気持ちしかありませんでした。
ただ恥ずかしさが一杯な時は思わないのですが、ふっと「数学と算数の違いは何なのか?」と問いが生まれたものの、それを聞けるだけの度胸がなかったので、自分の情けなさを飲み込んでぐっと飲みこんで終わりました。
聞けたらよかったなぁ―――。
ちなみにネットで検索しました♪
恥ずかしかった中学生になりたての私。
人に笑われるって恥ずかしかったけど、今は何とも思わなくなりました。むしろ、緩急で笑って貰った方が良いやって思う時しかありません(笑)
どんな理由でも、人を笑顔にできるなんて、幸せな力だなぁと思うのです(開き直り)
今でも恥ずかしさがないわけじゃないけれど、知らないことを知っていく過程には知らない恥ずかしさを知る事から発見があるのではと思っています。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
知らないことが多い事を知ることで、人生の拡がりを感じている今です。
ーーーーー
ささいなことで人生は変わる! その一歩は自分が踏み出すこと。
見て下さったあなたの何かを踏み出す
キッカケになればと思って綴っています。