父の年金手続きをした話

父が亡くなって、2ヶ月が経ちました。
昨日のことのようで、もっと前のことのようで、まだ実感も湧かずにいます。

年末、父の葬儀が終わってすぐに年金事務所へ出向きました。そこで父の年金を遺族年金として母に引き継ぐ手続きをお願いしました。

事前にWebで検索し、色々調べてたけど結局いくらなのか、どんな手続きなのかが明確にはならず、年金事務所に出向いた、と言う状況でした。

受付の方に説明をしたところ、両親の年金番号から母に相続する権利があるを確認してくれたものの、手続き完了までに1時間くらいかかり、予約制とのこと。すぐに取れる予約は2月、と言われその日は予約だけして帰りました。

12月にお願いして、予約が2月。
随分先だな。。と思ったけど、しばらく手続きしない人もおり、法的には問題ないとのことだったので、お願いしました。そして、その日がやってきました。

書類全部持って行ったつもりだったのに、うっかり委任状を忘れていました。母と会う機会は限られるので、正月に書いてもらおうと思ってたのに。

委任状がない、と正直に伝えたところ「この場では受け付けられない」と言われたものの、書類の不備が無いか確認は出来るとのことだったので、全部説明してもらいチェックをお願いしました。結局書類の確認と記入だけで30分くらい?かかった感じでした。

提出書類は不備なく、無事に記入も出来たので、あとは出すだけ。この場では受け取って欲しかったなぁと思っていたところ、提出は郵送でも出来るとのこと。封筒を受け取り、後日郵送することにしました。

この後、審査に1ヶ月くらいかかり、通過すると母の口座に遺族年金が入るとのこと。父は会社員だったので、厚生年金で受領していた金額の4分の3くらいは入るので、母自身の生活費に大きな支障はなさそうです。

これも生前仕事人間だった父が、きちんと年金を納めてくれていたおかげだと思うと、人に迷惑をかけずに生きるよういつも言っていた父の姿を思い出すのでした。

ありがとう。
母は淋しそうだけど、元気だよ。
見守っててね。

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