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『ヒゲの校長』を通して、伝えたかったこと

 こんばんは!!

 今日はどんな一日でしたか?

 昨日の記事に、映画『ヒゲの校長』について少し触れました。この映画は、今から2年前の12月に地元で行政などのバックアップを得ながら、上映会&講演会を企画、開催しました。

 この上映会に、どんな想いをかけていたのか、備忘録として書き残したいと思います。

 3年前の夏に退職後、約2ヶ月後の秋に、今住んでいる地域に移住してきました。ある日、役場の方との雑談の中で、何となく『ヒゲの校長』の映画の上映会をいつかしたいと伝えたところ、「これは素晴らしい映画だから、是非実現して!!」と背中を押してもらい、そこからあれよあれよと上映会の開催までトントン拍子に進んでいったのでした。

 
 この映画を通して、一人一人が安心して笑顔で過ごせる社会について、参加者のみなさんと一緒に考えたいという気持ちがあったのもそうですが、この上映会を開催するまでの過程で関わる方、一人一人との交流が、優しい地域づくりに繋がっていったらいいなという想いがありました。


 かつて、国によって手話の使用を禁止、口話一辺倒の教育が施され、「聞こえる人と同じように」という考え方で推し進められてきた聾教育、そんな中で「聞こえない子どもにもわかる適正教育を!」と強く訴えてきたヒゲの校長こと高橋潔校長の想いが描かれた映画。

 聾教育にまつわる歴史をとりあげた映画ではあるけれど、この映画には、今を生きる私たちに大切なメッセージが込められています。

 聞こえる人たちは、「耳」から入る情報で、自分に必要なものを選んだりすることができます。それによって、生活が成り立っています。

 
 聞こえない人たちにとって大切なのは、「目」で見てわかる情報です。これなくしては、安心の気持ちで暮らすことはできません。
 

 聞こえるも聞こえないも関係なく、一人一人を尊重し、寄り添いの姿勢で歩み寄り、お互いを支え合っていく社会の実現


 そのためには、まず「知る」ことから始めることが大切だと思い、『ヒゲの校長』上映会を企画、開催したのでした。


 今日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました🌈💖
 素敵な日々に心からありがとうございます🌷🌷🌷