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約2週間ぶりの外出、友人とのやりとりの中で思ったこと(手話通訳者の養成について)

 こんばんは。今日もお疲れ様です。

 3日ほど前、約2週間の引きこもり生活にようやく終わりを告げました。

 というのは、8月末にコロナにかかり、38度7分前後の発熱、のどの痛み、筋肉痛のような体の痛みが4日ほど続き、熱が下がった後は、止まらない咳、痰、頭痛、気怠さ等々に悩まされていました。「今のコロナは後遺症が辛い」という話をよく聞いていたのですが、今それを体感しているところです。

 読者の皆さんも、どうぞお気をつけてお過ごしくださいね。

 さて、本題に入ります。

 2週間ぶりの外出で、以前から約束していた友人と2時間ほどランチタイムを過ごしました。コロナにかかってから、びっくりするくらい食欲が落ちてしまい、2週間ほとんど食べられず、体重も5㎏ほど落ちてしまいました。食べることがあんなに大好きだったのに、食べることが苦痛に感じるという感覚は初めてでした。


 味覚はあるのですが、「わぁ、美味しい!!」という幸福感が得られないという、私にとってはちょっとショッキングなことだったので、友人とのランチタイム大丈夫かな~と心配でしたが、取り越し苦労でした(笑)

 「美味しい!!」という感覚は完全に戻ってはいなかったけれど、友人との有意義なやりとりの時間を過ごすことができて、満たされた気持ちになれたのでよかったです✨

 友人は、10年ほど前に福祉関係の会社を立ち上げて、未来の夢のために実績を積み上げてきている、心の熱い人です。手話通訳士の資格もあり、時々手話通訳活動もされています。


 彼女とのやりとりは、手話のみでのやりとりになることがほとんど、声を出すか出さないかという感覚は全くなくて、自然と声が消えていて、気がついたら手話のみでのやりとりになっているということが多いです。


 「私には夢があるの!!」と目を輝かせながら、こんな話をしてくれました。「手話通訳者を養成したい。マンツーマンで手話通訳の知識や技術などを教えたいと思っている。」という話を聞いた時、とても嬉しくなりました。

 

「手話通訳者を養成したい」


 これは、私がずっとやりたいと思っていることの1つで、必ず実現したいと思っています。ここ10年の間に「手話通訳者の高齢化」と「手話通訳者がなかなか増えない」という声が、いろいろな所で聞かれるようになってきました。


 手話通訳者がなかなか増えないということは、必然的に手話通訳者の高齢化が進んでしまう、これはやむを得ないこととは思いますが、手話通訳者が増えない原因は何なのか、本当に真剣に考えていかないといけないと思っています。

 このことについては、これまでの私の経験から思うことがたくさんあり、ここでは書ききれません。いつか有料記事にしたいなと思っています。(もし少しでも手話に興味関心のある方がいましたら、是非読んで頂けたると嬉しいです。記事にする時はお知らせします。)


 ただ一つだけ言えることは、これまでの手話通訳も含む「情報保障」のあり方について、改めて見直していく必要があるということです。


 もちろん、昔の何もない状況から創り上げてこられた、これまでの努力の積み重ねがあるからこそ、今の素晴らしい環境があるわけで(手話検定試験や手話通訳派遣制度等々)、今まで苦労してこられた方々からの恩恵に対する感謝の気持ちを忘れてはいけないと思います。


 感謝の気持ちと共に現状に満足するのではなく、時代はどんどん変わっていくのですから、これまでの実績を元にこれからどのように改善していったらいいのか、考えていく必要があると思っています。


 手話や文字など目で見てわかる情報を必要としている聞こえない人達、聞こえない人たちを助けるために手話通訳やUDトークなど知識や技術などを身につけようと学び続ける聞こえる人達、、、、そこに関わっているのは、

いろいろな感情を持つ「人」であるということ。


 うまく言えないのですが、それぞれに置かれている環境からさまざまな感情を持っている「人」が、多く関わっているのだということを大切に考えなくてはならないと、私は思っています。


 それをおざなりにして進めていくと、いつかどこかで必ず歪みが生まれ、どうにもならなくなって失意のうちに手話から離れていく人も後を絶たないという状況が起きるのではないでしょうか。


 手話に興味がある、手話で何か役に立ちたい、そう思う人達が安心して学べる環境を作ることで、手話通訳の活動に少しでも携わろうと思う人が増えていくといいなと、いつも願っています。


 いつものことながら、脱線しまくりなのですが、「夢がある!」と言う友人の「手話通訳者を養成したい」という想いが、とても嬉しかったというお話でした(^^♪


 
 
 まとまりのない長文になりました。この話の続きは、またいつかどこかでお話ししたいと思います。
 

 今日も、最後まで読んでくださり、ありがとうございました🌈
ステキな日々に心から感謝🌷

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岩井真里子
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