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バレル・コレクションのこと。


Bunkamuraザ・ミュージアムで行われている、『印象派への旅 海運王の夢  -バレル・コレクション-』 へ行ってきました。


美術品収集が好きだったバレルさん。バレルさんが出身地であるスコットランドのグラスゴー市に作品を寄贈するとき、2つの条件を課しました。そしてそのうちのひとつが、「国外へ持ち出さないこと」でした。

そんなルールのなか、今回なぜ東京・渋谷にバレルさんのコレクションが遥々やって来てくれたかというと、グラスゴー市のバレル・コレクションが現在改装しているため、その合間を縫って、奇跡的に実現したようです。


わたしが行くきっかけになったのは、エドガー・ドガの『リハーサル』という作品が日本で初めて公開されると聞いたからでした。昔からドガの作品が好きで、今回もドガが来るなら行かなくてはならない!と勝手に使命感を感じたことがきっかけだったのです。

でも行ってみてびっくり、もちろんドガも素敵でしたが、他の作品も、展示室のつくりも、とても好み。とにかくどタイプな展覧会でした。場内のパステルカラーの色合いとか、壁紙の模様とか、とにかくどタイプでした。

『リハーサル』がある展示室の休憩ベンチもすごく可愛くて、やたら座りました。あのままおうちに欲しいくらい。


最後の展示室は、撮影可のコーナーもありました。作品というより、室内の雰囲気を伝えられそうな写真を撮ってきました。


伝わりますかね、このパステルカラーの色調!とにかく壁紙の模様や色まで注目です。特に女の子は絶対好きだと思う!!居るだけでハッピーになれそうな展覧会でした。


あまりにも心を打たれたので、図録も買っちゃいました。表紙がドガの『リハーサル』です。


会期が今月末まで、あと少しになっています。ギリギリになっちゃったけど紹介したかったし、本当に素敵な展覧会だったのでぜひ。おススメです!


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