私「一太郎」ユーザーです
今のご時世、パソコンソフトの主流は「Word」「Excel」だが、一昔前は「一太郎」「Lotus123」だった。私と同年代の皆さんには馴染みのあるソフトだと思う。そもそもは、ワープロが世の中を席巻していた。各種文書の作成から年賀状に至るまで、ワープロ全盛であった。それが、やがてパソコンが主流になり、いつのまにかワープロは部屋の片隅に追いやられて・・といった感じだろうか。その時に国産品奨励という観点からJustSystem(徳島県)が世に送り出したソフトが「一太郎」「Lotus123」だった。今では、私も、世の中の流れの中で必要に迫られて「Word」「Excel」を使用している。お客さんにメールしてもパソコンに一太郎ソフトが入っていないからチェックして加筆訂正してもらう予定の文書が開けないのだ。どうしても私の方がWordに変換できない文書の場合にはPDFにするしか手段がない。
ちなみに、今でも官公庁のHPに張り付いている各種申請書のページを見ると「Word」「PDF」と並んで「一太郎」がダウンロード可能となっているものがある。そんなページを見つけるたびに「きっとこの担当者は私と同年代なんだなあ~」と勝手に想像しているのは私だけだろうか。
Atokは優秀です
一太郎ソフトのもう一つの「売り」は変換ソフトのAtokの存在だ。Wordを愛用している人でも、変換ソフトはIMEではなく、今でもAtokを使用している人が多いと聞く。私もその一人だ。2回同じ漢字を変換すると大体は覚えてくれる。本当に賢いソフトだ。
先頃の国会で法案の誤字脱字が野党議員から指摘されたが、その際の官僚の答弁が「一太郎ソフトの使用による間違いが多く散見し・・」とのこと。何だと~!!一太郎が悪いのではなく、一太郎を使ったことがない若手の官僚が一太郎を使って修文したことによる人為的ミス!だろうが~Atokの変換能力を馬鹿にするとは何事だ~!我々の世代は、誤字脱字があっても「Wordが悪くて・・」とは一言も言っていないぞ~!一太郎を侮辱するにもほどがある!と、怒り心頭な中年の独り言である。
コンビニのマルチコピー機って便利ですね
私は、事務所にも自宅にもプリンターを持っていない。事務所オープンの時に知人から中古のプリンターをもらったが、彼曰く「壊れたら部品がないから廃棄だよ」とのこと。その言葉どおり、2ヶ月後に用紙を引っ張るローラーの劣化から、用紙が真っ直ぐに引き込まれずに曲がって印刷口に入り・・後は、皆さんご想像のとおり。わずか2ヶ月間のはかない命であった。せっかくAmazonで買いそろえた予備のインクは日の目を見ることなく廃棄処分へ直行。
そんな中、大活躍なのがコンビニに設置されているマルチコピー機だ。USBメモリーにPDF保存しておけば、どこのコンビニでも印刷できる。私は、セブンイレブンをよく利用するが、そちらのマルチコピー機にはデータを送信しておくと予約番号の照会でPDF以外の文書も印刷が出来る。本当に、コンビニのマルチコピー機は私にとって魔法の機械だ。FAXだって送信できる。プリンターを自前で持つとメンテナンスや消耗品の補充は不可欠だが、その点コンビニのマルチコピー機は必要ない。必要なのは利用料のみ。
私も、Atokのように、コンビニのマルチコピー機のように・・皆さんに愛され、必要とされる存在になれるように頑張らねば・・