デジタル化の波が押し寄せる中で・・ まだまだ厳しい残暑が続いている。こちら札幌でも、今年も昨年の猛暑と同様に気温30℃後半を記録する日があり、外を歩くと痛いくらいの直射日光と、まとわりつくような湿気が容赦なく襲いかかる。「エアコンなし」で頑張っていた小生だが、ついに「エアコン付きの物件」に引っ越して一週間ほどになる。快適さを求める余り、つい「エアコンフル稼働!」の毎日だが、来月の電気代が、ふと頭をよぎる。 そんな酷暑の毎日だが、街路樹に目を向けるとトンボが羽を休めている風景
先日、高齢者の方から遺言についての相談を受けた。その方は、今年の春、ガラケーからスマホに乗り換えたとのこと。契約している携帯会社のガラケー電波(3G)が停波となり、スマホに変えたそうで、今では、お孫さんにグループライン登録をしてもらい、折に触れて通話や画像配信を楽しんでいるとのことだ。 その方曰く「スマホのチラシを見るのが楽しくてね・・」スマホのチラシ?画面に出てくるバナー広告をポチッとすると画面にネット広告が出てくること。そう、そのことを「スマホのチラシ」とおっしゃっている
毎日来る友だち申請・・ってどういうこと! 最近、やたらとFacebook、Instagramの友だち申請やら、直メールが多くなっていると感じる。確かにコロナ禍明けで経済活動が活発になってきた証拠かもしれない。でも、この種の「儲け話」は、ほぼほぼ詐欺まがい!結局は、胴元が全部吸い上げて、末端は会員集めて雀の涙の報酬で泣き寝入り・・というのが、あらかたのシナリオ、といったところだ。 Facebookの友だち申請は、最近特にひどい。仲間の誰か一人に友だち承認すると雪崩のごとく次々
夢を追いかけた選挙戦・・☆ 昨年の夏、突然のMessengerメールと通話によって、30数年間の時を超えて大学時代をともに過ごした「我が友」との旧交を温める機会を得た。通う大学は違ったけれども、彼とはバイト先で知り合った。久しぶりの会話は、とにかく懐かしかった・・そして「来春、俺は立候補するよ」の爆弾発言。正直、最初は、ある種の気持ちの勢いや一時の高揚感からの発言だと思っていた自分がいた。「そう、うまくいくのかなあ・・」と思っていた気持ちもあった。心の中では応援しつつも、若
1972年(昭和47年)2月3日~13日の10日間にわたって開催された札幌冬季オリンピック。この国際的行事の開催を契機として「さっぽろ」は「SAPPORO」へと大きく変貌を遂げた。街には地下鉄が走り、地下街ができて、地上の猛吹雪の世界とは別世界が広がった。今でも地下街は左側通行が市民の暗黙のルールとなっている。諸説いろいろとあるが、地下鉄大通駅(地下街開業当時は南北線のみ)から、地下街に入る扉が左側だけが開いており、市民がそこを通って地下街に入ったことから人の流れが定着したと
人生、そこそこ長く生きているのに最近つくづく思うことがある。人と接することって、こんなにも難しいものなんだなあ・・と。自分の思いは話さないと伝わらない。けれども、話し方やアプローチの仕方を間違うと、途端にしっぺ返しが待っている。だから波長の合わない人には、結局、重要なことは話さなくなる。その人とは疎遠になる。疎遠になればなるほど苦手意識が醸成される・・。その繰り返しと閉塞感が最近特に強くなったように感じる。たとえ自分をさらけ出して相手に飛び込んでも、相手がスルリと見向きを変え
「若いときの苦労は買ってでもしなさい」「若いときの苦労は年を取ってから花開くから・・」などと先輩諸氏からよく聞かされる言葉。本当にそうであろうか?では、逆に苦労せずに年を重ねた者は、人生の味が出ないのだろうか?小生は、決してそのようには思わない。そもそも苦労とは何だろうか。さまざまにぶち当たる人生の難題だろうか。金銭的なやりくりだろうか。生まれてこの世に生を受け、日々の暮らしを重ねること、そのものが全て苦労の連続なのではないのか。「生きる」とは、苦労の積み重ねであると思う。日
先日、慌てて飛び乗った地下鉄の車両が、なんと女性専用車両だった。「朝の通勤ラッシュ時間にしては、やけに空いている車両だなあ・・」「う~ん。なんか変だぞ。女の人ばかり・・」「あっ、そうか!」そこからは、一目散に隣の車両に逃げ込むように歩いた。そんなとき、つい、冷静さを欠く動きをしてしまうものだ。こともあろうに、進行方向とは逆の車両に移動しようとしていたので、一生懸命歩いているのに全然前に進んでいかない感じ・・他の乗客から見れば、まるで、昔の喜劇映画のワンシーンのような映像だった
今のご時世、パソコンソフトの主流は「Word」「Excel」だが、一昔前は「一太郎」「Lotus123」だった。私と同年代の皆さんには馴染みのあるソフトだと思う。そもそもは、ワープロが世の中を席巻していた。各種文書の作成から年賀状に至るまで、ワープロ全盛であった。それが、やがてパソコンが主流になり、いつのまにかワープロは部屋の片隅に追いやられて・・といった感じだろうか。その時に国産品奨励という観点からJustSystem(徳島県)が世に送り出したソフトが「一太郎」「Lotus
今年の7月上旬にFacebookの友だち登録がない人物から突然のMessengerメールが・・この人は誰だ?ローマ字表記の送信主を確認。え~!何と大学卒業以来31年ぶりの悪友からの突然のMessenger。ガラケーからスマホに変えてFacebookをインストールしたのを機に私のことを検索して探してくれていたのだ。彼とは大学2年の時にバイト先で知り合った。お互い違う大学に通う大学2年生。だから彼との出会いは、34年前になる。鹿児島県出身。東京のことを「江戸」と呼び、学生生活のこ
「終活」という言葉は、かつて週刊朝日で使用されたことをきっかけとして、年末恒例の流行語大賞に2010年にノミネート、2012年にトップテンに選ばれて一気に認知度を増した。その後、全国各地で「終活」を支援する団体が設立されて現在に至っている。私が士業連携をして就活支援に取り組んでいる「一般社団法人 終活協議会」も、その支援団体の一つだ。だた、正直言って私は「終活」という言葉自体は、あまり普段好んで使っていない。終活協議会が使用している「心託」という言葉を使っている。「自分の心を
昭和の世では、田宮二郎と山本陽子、平成の世では、中居正広と竹内結子、渡辺淳一氏の「無影灯」をテレビドラマ化した「白い影」。孤高の天才外科医、直江庸介と彼を慕い愛する志村倫子の物語。多発性骨髄腫という病魔と闘いながら自らの死と向き合う直江の刹那的な生き方を必死に支えたいと願う倫子の感情の機微が、渡辺氏独特の世界観で描かれている。 「生きたい!」と願う直江をあざけ笑うかのように病魔は進行。そこには、「頑張っても、どうにもならない」という絶望感がにじみ出る。生きていれば、その臨床経
どこかの首長が職員を自殺に追い込んだ、県議会議員が県職員を面前で罵倒している様子が動画アップされ急に低姿勢に変身、フットサル協会の女性職員が必要以上の残業による過重労働で流産、青森県のハシモトホームが「症状」なる奇妙な職員表彰をして職員を自殺に追い込む・・・毎日の報道で登場しない日がないくらい、パワハラ報道は日本中の至る所で聞かれる。 大人の世界だけではない。子どもたちの世界にも「いじめ」が存在し、その地獄から逃れようと死を選ぶ子が後を絶たない。旭川市の女子中学生が公園で自殺
早川千絵監督の映画作品。「満75歳から生死の選択権を与える制度が国会で可決された!」というセンセーショナルな設定で物語が展開していく。2025年には、75歳以上の人口(いわゆる団塊の世代)が全人口の約18%、65歳~74歳が約12%、20歳~64歳が約54%(厚生労働省HPより)と推定されている。映画の冒頭では、老人を襲撃する若者の姿が描かれ、増大する社会福祉関連予算によって産業振興施策が進まず、新たな成長分野が育たないことで若者の雇用機会が減っていく。自分たちの働き場所を奪
行政書士登録した頃、登録日から約3日間くらい朝昼晩とびっしりと電話が鳴っていた。早口で電話口の後ろが雑然とした雰囲気。俗に言う「ひよこ食い(ひよこ狩り、とも言うそうですね・・)」の電話。「お取り扱いの業務を当社の福利厚生事業に・・・」「なんで許認可業務が福利厚生事業と関連あるの・・?」「ぜひ当社とタイアップして集客にお役立ていただければと思いまして・・」「タイアップ?貴社はどちらの県にある事業所ですか・・?」そもそも、当方は北海道札幌市、北海道の事業者が新人の行政書士に業務を