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スマホの「チラシ」って粋な表現ですよね!

先日、高齢者の方から遺言についての相談を受けた。その方は、今年の春、ガラケーからスマホに乗り換えたとのこと。契約している携帯会社のガラケー電波(3G)が停波となり、スマホに変えたそうで、今では、お孫さんにグループライン登録をしてもらい、折に触れて通話や画像配信を楽しんでいるとのことだ。
その方曰く「スマホのチラシを見るのが楽しくてね・・」スマホのチラシ?画面に出てくるバナー広告をポチッとすると画面にネット広告が出てくること。そう、そのことを「スマホのチラシ」とおっしゃっているんだな・・と合点がいった。指で画面を広げると大きく拡大されるところが気に入っているとのこと。老眼が進んできている小生にとっても、その点は全くの同感である。それにしても、「スマホのチラシ」とは、なんとも粋な表現である。

何で家の近くのスーパーのチラシが出てくるのかね・・

特にスマホに何か登録しているわけでもなく、ただスマホを開いて見ているだけなのに、自分がいつも行っているスーパーのバナー広告が出てくる・・という話。実は、スマホに切り替えた頃に小生も不思議に感じたものだ。GPSなど、スマホから発信される位置情報やこれまでの閲覧記録などから、「そのスマホ利用者」にとって最適な情報が流される仕組みだ。今となっては、皆が知っていることだが、実に便利でもある反面、日頃の私生活が覗かれているような不安に襲われるのは、小生だけだろうか・・

今やスマホは生活必需品の一つに

口座と紐付いているとか、いないとか・・。番号で管理されるのは嫌だ!では、免許証の番号管理は良くて、こっちはダメなのか・・?など、あらゆる事実関係を歪曲させてまでも内閣の足を常に引っ張ることしか頭にない単細胞集団の「マスゴミ」諸紙から、毎日のように餌食になっているマイナンバーカード。将来的には、このマイナカードもスマホにアプリとして納める動きがあるようだ。実際、IOSの一部は、既に対応済みだとか。
マイナカードに限らず、本人認証などのセキュリティー強化面でスマホの様々な活躍シーンが、増えている。小生も、ID番号やパスワードなど、メモするだけで手一杯の状況に。そのメモが漏れたらセキュリティーどころではないなあ・・と思いつつもメモがないと必要とするアプリが開けないので万事休す!ってなことに。実に痛し痒しである。
便利な面だけを追求すれば、そこには逆に不便な一面が顔を覗かせる。結局のところ、デジタル社会を支える土台は、昔ながらのアナログの世界に広がる強固な岩盤があってこそ。
小生が取り組む「終活支援」においても、「デジタル遺産」の取り扱いが最近の話題となっている。他界された方のスマホ内に残っている電子マネーをはじめとする、様々なデータを取り出すためには、結局のところ、生前に他界された方が残してくれた「メモ」が無いと、データが開けないのだ。やはり、アナログの世界は偉大なり!なのかもしれない。

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