キャロットクラブ 一口馬主【32】(17)マリアライトの2023血統展望
マリアライトの2023
3連続となる父ドレフォン×母父ディープインパクトの牝馬です。
前記事2つで記した通り、
成績&賞金順で上をいく、牡馬優勢をどう覆せるか。
父ドレフォン。父ドレフォン×母父ディープインパクトの組み合わせはどうしても牡馬が強いデータが揃います。(詳しくは前2記事で)
ということで、
母マリアライトにスポットライトをあてます。
マリアライトは、エリザベス女王杯&宝塚記念のGI2勝。(どちらも芝2200m)宝塚記念ではドゥラメンテ、キタサンブラックを凌いでの勝利でした。半兄にホープフルS&菊花賞2着オーソクレースがいます。
母母クリソプレーズからは、クリソベリルがチャピオンズカップや帝王賞、JBCクラシック、ジャパンダートダービーを制覇。クリソライトもジャパンダートダービーを制し、JpnⅡダイオライト記念3連覇など重賞で大活躍。リアファルは神戸新聞杯を制し、菊花賞3着馬。
この母母クリソプレーズの全弟には、ジャパンカップダートを制したアロンダイトがいます。
活躍馬ズラリ
母母母キャサリンパーからくる名牝系と言ってもいいのではないでしょうか。
話は戻ってマリアライトの仔はこれまで、オーソクレース以外の出走2頭はどちらも勝ち上がれませんでしたが、(父レイデオロ、父ロードカナロア)どちらともkingmanbo系の配合で厳しい印象でした。
そして、今回は父ドレフォンです。
牡馬優勢のデータをすっ飛ばして考えてみると、
ドレフォンに×母母クリソプレーズ母母母キャサリンパーを踏まえると、ダート路線でなんとか活躍してくれないか、との期待はして良いでしょう。
配合や組み合わせ的に懸念点はありませんが、牡馬優位の父、父×母父を牝系で覆せるか。かなり注目ですが、食指が動くまでには至らないかなとの思いです。