キャロットクラブ 一口馬主【28】(64)ベルディーヴァの2023血統展望

ベルディーヴァの2023(牡)



サートゥルナーリア編が終了して、ここから父ドレフォンシリーズに入ります。

母ベルディーヴァは1000万下の1200m戦で勝利。淀短距離ステークス4番人気3着の成績があります。スプリント戦の実績は好印象です。

母母ハルーワソングで叔父に新潟記念、中日新聞杯を勝利したマーティンボロ。ラジオNIKKEI賞を勝利したフレールジャックなどがいます。

叔母には大魔神佐々木主浩オーナーのヴィブロス、ヴィルシーナ、シュヴァルグランの母ハルーワスウィート

その他いとこにはダイオライト記念、みやこSを制したセラフィックコール(父ヘニーヒューズ)もいて、しっかりとした実績ある牝系です。

四代母Glorious Songはエクリプス賞最優秀古馬牝馬。GI3連勝を含む4勝した怪物で、ここが強さの源でしょう。

その兄弟にもエクリプス賞2歳牡馬チャンピオン9戦8勝のDevil's Bagがいて、もはや訳がわかりません。


ベルディーヴァの2023の牝系は十分に能力を持っています。




ひとつ懸念点をあげるとしたらミリッサの23でも触れましたが、母ベルディーヴァが割と配合的に完成しています。
要するにベルディーヴァ対ベルディーヴァの2023どちらの配合が良いかとなると、少し前者になるということです。

ただ母としてのベルディーヴァも、短距離実績でスピードがありますから楽しみは持って良いと思います。


そして父ドレフォンと組み合わせて配合がどうか。


ドレフォン産駒は重賞3勝。3着内18分の17が牡馬と、圧倒的に牡馬有利です。産駒のジオグリフが皐月賞を勝利していますが、基本的にはダート戦の勝率が芝を上回ります。


ドレフォン×ベルディーヴァはスピードと機動力を生かしたコースが向くでしょう。ローカル◎や京都コースのダート戦で勝ち上がりを望めるのではないでしょうか。


特段配合でニックスはないですが、牡馬である点や短距離実績や牝系など素材は1級品です。


斉藤崇史厩舎も良いですね。
ドンフランキーや、ヤマニンウルスなどダートでの活躍馬も揃っています。


体高が高くて身体もしっかりしていて、いかにも斉藤崇史厩舎にいきそう。雰囲気が分かる気がします。


楽しみを持てる馬になると思います。

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