ダイヤモンドステークス2025 完全攻略展望【後編】

さてら人気薄中心の後編へ参りましょう!
サクッといきますよ、サクッと香ばしい。。


ヴェルミセル △

(ゲート普通、二の脚普通)

前走のグレイトフルステークス(中山2500m)は、7、8枠が掲示板中4頭を占めたうちの1頭。2走前より、しっかりと道中抑え込んで外から差し切りましたが、津村騎手の乗り方が素晴らしかったと言えます。

血統的には、翌日の大外枠シャフリヤール2着から分かるように、2着フルールの方が向いていた印象があります。
斤量53キロと、状態の良さと、津村騎手の乗り方全てが合致した内容でした。

今回も前走同様に斤量53キロ&抜群の状態です。
一週前追い切りではCW6F81.8-ラスト11.6と素晴らしい内容。川又騎手の乗り方一つで、馬券圏内があってもと思います。

ただ、一つ気になるのはゴールドシップ産駒の連対率が低い点です。前走の条件の方が噛み合いそうではあります。昨年サリエラ2着を鑑みると、超スタミナ配合よりもディープのキレも欲しいのが東京のマラソンレース。
あまりにもスタミナに寄りすぎている配合がどうかでしょう。状態と斤量は良いです◎

マイネルケレリウス ▲

(ゲート普通、二の脚ちょと遅い)

前走ステイヤーズステークス(中山3600m)の本命馬でしたが、8番人気7着まで。

若干引っ掛かかったものの石川騎手が1周目で内に潜り込ませて、やれることはやってくれた内容だったと思います。4角大外から脚を使っての内容で長距離適性を感じさせました。

叔父に天皇賞春を制したマイネルキッツ。スタミナは間違いありません。


kingmanbo系のルーラーシップなら東京も悪くないと思います。馬体重が軽いのでスピードが足りない可能性もありますが、うまく立ち回れば面白いです。

中間は長丁場と折り合いを意識した調整。冬のルーラーシップで状態は信じます。あとは内枠がほしいですね。

前走の本命馬だけあって、人気薄なら当然期待値込みで買う1頭となるでしょう。

サスツルギ ×

(ゲート少し遅い、二の脚ちょと遅い)

骨折明けの前走万葉ステークス(中京芝3000m)はシンガリ負け。前々走の大阪ハンブルクカップ(阪神2600m)5着は、ゲートで後手を踏み、挽回しようとスタートで促し、若干行きたがる面をみせての内容でした。
馬体重490㌔台と馬格もしっかりとしており、半兄スプリント王者タワーオブロンドンの影響か前進気勢が強いです。

3走前の八坂ステークス(京都芝2200m)のルメール騎手の手綱裁きは完璧でした。ゲートで遅れても挽回せず最後方を追走。直線最内に進路を選択して差し切りました。この乗り方が前提となるでしょう。

北村宏騎手の手腕にかかるところが大きいですが、長距離実績と経験に乏しく買いづらさはあります。

木村哲也厩舎で東京コースは魅力ですが、美浦ウッドでの長めの時計は一本のみ。非根幹距離適性は十分にある配合で、右に張る影響から左回りもマシですが押さえか消し評価が妥当となるでしょう。

フタイテンロック △

(ゲートちょと速い、二の脚ちょと速い)

初芝チャレンジということで、思案です…。
まず、展開的に後方からの馬が多いなかで、前目で折り合いが付きそうな点は良いですね。

トーセンジョーダン産駒はシルブロンと同じで◎トニービン&ノーザンテースト持ちで6歳も好印象です。近親には目黒記念2着&OPべテルギウスステークス勝利で二刀流のハートビートソングがいます。血統面も面白いですね。

斤量もハンデ54㌔◎枠順別成績でも8枠優秀で、全く人気がないのなら押さえたい気持ちが生まれてきました。

木幡巧也騎手が3000m以上のレースでの騎乗が初めて。その点がどうかでしょう。

オーロイプラータ 消

(ゲート少し遅い、二の脚遅い)

新馬戦負け以来の芝での実戦。近親に阪神大賞典を制したシャケトラがいることでの参戦か。
最終追い切りは坂路で自己ベストとなる時計を記録しました。

ただ前走560キロでは、なかなか食指が動かないですね。

展開的にも注文がつくので見送りが妥当なような気がします。

セイウンプラチナ 消

(ゲート普通、二の脚少し速い)

前走中山金杯では512㌔のミッキーアイル産駒。

4走前のドゥラメンテカップ(中山2500m)は、内前有利の馬場と展開に恵まれての勝利で価値は低いです。

展開的には単騎逃げ濃厚で、大外枠ショウナンバシットの出方次第でペースは変わりそうですね。

終いを伸ばす仕上げは長距離戦を見越してのもので、感じは良いですが。斤量54㌔据え置きでどこまで。

ジャンカズマ ×

(ゲート普通、二の脚速い)

前走万葉ステークス(中京芝3000m)4着は内前有利で重い馬場状態のなか、血統も展開も全てが恵まれた内容でした。

非根幹距離のマラソンレースが得意条件で合致しますが、今回は追い切りが淡白な印象。

54㌔据え置きと展開(枠)と配合は魅力です。

ヒモか消しかで悩みますが、パドックで熟考します。

トウセツ 消

(ゲート遅い、二の脚遅い)

初芝でダンカーク産駒。かなり厳しいでしょう。展開的にも後方からで、最終追い切りも坂路で遅れ。

無印になるかと思います。


以上17頭評価しました。
前編と合わせてご覧ください。

ヘデントールかつ、6枠7枠が匂いに匂いますね。
予想は本日の血統傾向と馬場とパドックを踏まえて、直前にポストします。

どうかあたりますように…!

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