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最近の記事

まち と まちづくり と ソーシャルディスタンス

2020年。今年はオリンピックイヤーだった。もうすでに過去形である。TOKYO2020の文字の代わりに目に入ってくるのはCOVID-19。日本の首都東京はお祭りムードから一変した。たぶん。東京だけではない。日本中。私が暮らしている福岡県も。そして筑豊エリアも… リアルコミュニティからソーシャルコミュニティ、そしてオンラインコミュニティへ ここ最近耳にするのは「オンライン」 しかし結果として、流れが大きく変わっているようで、本当は何も変わっていないんじゃないのか?そう感じ

    • プレゼント 〜あなたがわたしにくれたもの〜

      今回は商店街の本屋さんがリノベーションスクールについての記憶をありのままに振り返ってみたいと思います。 まずリノベーションスクールという聞き慣れないイベント?があると聞きました。 商店街で商売をさせていただき 店舗の上で生活している商店guyとしては まちづくり系で勉強の機会にもなると思い、参加の方向で説明会などに出席しました。 他の商店街のメンバーも説明会に出ましたが懇親会会場が混み合い、私だけ懇親会に参加した記憶があります。 色々な方と交流していく中でス

      • 【ビッグ・ベン】プロジェクト始動!

        さて、この物語も気が付けば終盤? 大御所秋月さんからバトンを受け取るなんて・・・ 学習障害で本も読めない私に、「今度トミーの番ね♪」と、リノスク後も多くの時間を一緒に過ごしている舞子ねーさん(恋人か!?いや二人とも既婚者です)から声がかかり、余裕ぶってるけど1週間も前から書いては消し、書いては消しの繰り返し。 さー、第9話は飯塚ロンドン化計画の一つ、ビッグ・ベン構想(△ビル)の物語についてかいてみることとした。 <ビッグ・ベンこと、△ビルの概要> 年齢:1972年生まれ

        • ロンドンだって⁈ はぁ? 土産は置いていけ。

          『いいづかロンドン計画』 だって? 飯塚を? 何を寝ぼけたことを言ってるんだ、と思いません? 私が美少年だった頃、この界隈はにぎわっていた。 私に関していえば、少年でなくなったこと以外にほとんど変わりはないのだが、この界隈は地方都市のご多分に漏れず、活力を失っている。 しかし最近この界隈、にぎやかしいのである。 令和元年10月に開催された「リノベーションスクール@飯塚」のせいだ。 最初に連絡があったのは8月、ただ協力してほしいと頼まれ、拒む理由もないので生返事をしていたと

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          3本

        記事

          リノベーションスクール@いいづか は生き方の物語である。

          リノベーションまちづくりが(界隈で)話題になっている。飯塚市もリノベーションまちづくりをやることにして、後発組ではあるが1年が経とうとしている。 最近はリノベーションスクールをするまちもたくさん増えてきて、"リノベやっとけばなんとかなる"感のある自治体があるなぁというのを僕はうっすら感じている。 なんでもそうだが、"これやっとけばなんとかなる"というのは無い。そんな何にでも効くオロナインみたいなものはない。 自分の頭で考えて、実際に身体を動かす。自分の行動を自ら信じて信

          リノベーションスクール@いいづか は生き方の物語である。

          秋月ビルからはじまる物語

          第6話 ROMANCE DAWN~物語の夜明け~いいづかロンドン計画の旅も今回で一回り。 プロフィール名の由来にもなっている『秋月ビル』に時を戻そう。 リノベーションスクールでは「物件を、物語に」の言葉の通りに秋月ビルにはどんな物件かを血眼にして見て回った。 するとここは、場所の魅力、建物の魅力がたくさん詰まっている場所だった。 リノベーションスクールの悪夢…(第1話参照)https://note.com/dream_is_the_hub/n/n978a5d4dad24

          秋月ビルからはじまる物語

          いいづかコベントガーデン

          秋月ビルからスタートして、 モトノキノウエ(ロンドン図書館) ヲソラホンマチ(トラファルガー広場) 夜の街(繁華街)と旅してきました。 この連載も中盤戦?に突入! さて飯塚市の中心市街地を流れる川には、現在埋め立てられ都市公園として人々の生活を支えていることをご存知でしょうか? 市の中心部を流れる遠賀川は、筑豊生活圏をその流域に持つ県内有数の一級河川です。河川勾配が緩やかで、江戸時代から年貢米の輸送などに利用され、地域の発展に貢献しましたが、一方で、たびたび水害を引き起

          いいづかコベントガーデン

          第4話 「夜の街」編

          「兄ちゃん、こんな所で空見上げて何しようと!?」 週末の23時頃、歩道から“秋月ビル”の2階をぼんやり眺めていたら、1階のパブから出てきた男が、不思議そうな顔をして声をかけてきた。 男はスーツ姿で50~60代の中肉中背。酔ってはいるが髪型や身なりから品の良い印象を受けた。 男に、この“秋月ビル”が昨年行われた“リノベーションスクール”の対象案件のひとつだったこと、そしてそれが事業化を目指して進んでいるという事を簡潔に説明した。 男は、リノベーションスクールや直近の商店

          第4話 「夜の街」編

          輝く、余白~ヲソラホンマチ~

          飯塚、本町商店街。 かつてここには、人々で賑わう百貨店があった。 買い物はもちろん、屋上には遊園地。 市場が店前に出たり、様々なイベントが行われる"街の中心"だった。 飯塚で生まれ育った私にも、たくさんの思い出がある。 そんな百貨店は、2018年、53年の歴史に終止符を打った。 人々の思い出が詰まった場所だった。 建物の大きさも相まって、解体工事の様子が目に入る度、心は曇り空。 しかし見上げると、そこにはたしかに空が、光があった。 今、この場所はオープンス

          輝く、余白~ヲソラホンマチ~

          モトノキノウエから

          「いらっしゃいませ~」 時刻は朝10時、まちの商店街が動き出すとき。 ここは飯塚市にある商店街。 本町商店街から東町商店街に入ってすぐ、何やらあま~~~い匂いが。 「たい焼きだ!!!」 朝ごはんはしっかり食べてきたはずだが、たい焼きに呼ばれてる気がする。 2つカバンにこそっと忍ばせて、ちょっと戻って来た道を戻って隣にある元野木書店へ。 レジで注文をして店内のオススメ本を眺めていると、元野木さんができたてのコーヒーを持ってきてくれる。 2階に上がると、本に囲まれ

          モトノキノウエから

          DREAM IS THE HUB         ボクらの【いいづかロンドン計画】

          第1話 リノベーションスクールの悪夢…からの冒険のはじまり 10月の秋空の下。福岡県飯塚。そこで開催された第1回リノベーションスクール。そこにボクらは集結した。   偶然、同じユニットになったボクらはこの『秋月ビル』と長い旅に出ることになるとは。出会った時には確実に思ってもいなかった… 今回、このスクールで対象案件となったのがこの3か所。 ユニットA:秋月ビル(東町商店街入口にある窓が特徴的なビル)     ユニットB:三角ビル(緑道に隣接する吉原町にある三角のビル)

          DREAM IS THE HUB         ボクらの【いいづかロンドン計画】