【掛軸の中のイラスト】
こんばんは。
リラックスな土曜日の夜をお過ごしの事と思います🌛
今日は肌寒い雨の一日だったので、気の早いクリスマスジャズをBGMに、家でゆっくり過ごしました☕️📚📖
昨日は10月に入って初の茶道のお稽古へ。
茶室は秋のセットアップになり、月が描かれた水差しと、その蓋はあえて欠けていて、何故欠けているのかと言うと
「欠けが、秋のもの寂しさを演出」していると言う意味だそうです。
(誠に禅でございます。。。うっとり)
床の間の茶花は、お寺の庭に咲く秋の花々。
そして、今日のブログのタイトルのこちらの掛軸のイラストは一体?
掛軸には、
『桃栗三年 柿八年 面壁九年
一夜夢』(川上不白写)
と書かれています。
面壁9年
菩提達磨(ぼだいだるま)が、中国の少林寺で無言のまま9年間壁に面して座禅し、悟りを開いたという言い伝えがあります。
何かと思ったこのイラストは、
『だるまさん』
が壁に向かって座っている姿だったのですね。
最後の行の「一夜夢」とは、この書を描いた川上不白さんが、壁に向かって無言で9年なんて、それは一夜の夢ではないのか?と皮肉っているようです。
11月は、いよいよ炉開き。
寒い季節の茶道のお稽古もまた良いものです。
茶室とお道具のセットアップのビジュアル面はもちろんの事、炉の暖かさ(茶室内はちゃんと暖房も入っていますが)を体感。
炭が燃える微かな音や、釜からの湯気など、先生のお話しとセットで歴史の世界へテレポートするひと時。
そして今月末は、都内の美術館を貸し切っての大きなお茶会が開催されます。
今回も先生がお席持ちをされるので、社中の我々は各自の役割ミッションを遂行します🫡
久しぶりの着物でのお出掛けも楽しみです。
それでは、引き続きウェルビーイングな週末をお過ごし下さい♪🍵✨
禄ROUるう