やさしさの連鎖
やさしさは偉大だ。誰かのやさしさに触れたとき、いつもそう思う。
看病してくれる母、重たい荷物を運んでいるおばあさんを見て手伝う人、美味しいものを半分こしてあげる人、妊婦さんに席を譲る人。世の中にはいろんなやさしさがある。
また辛い時、悲しい時、落ち込んでいる時、誰かが手を差し伸べてくれたり言葉で救ってくれたりしてくれたことはないだろうか。その逆も然り。誰かが辛い状況にいるとき、やさしく手を差し伸べたことはないだろうか。
わたしは仕事でミスしてしまったとき他人に迷惑をかけてしまったと落ち込んだ。そんなわたしに気にしなくていいよ、大丈夫と声をかけてくれた人がいる。これはひとのやさしさに触れた瞬間であった。そして救われた瞬間でもあった。だからわたしは、仕事で新人さんがミスしてしまった時同じような言葉をかける。新人さんはわたしの言葉に救われ、そしてまた誰かに同じようにやさしくする。これがやさしさの連鎖だ。
やさしさはどこから生まれるのか。相手の気持ちになって考えたり、自分の経験からだったり。これはひとによって異なるであろう。わたしはひとのやさしさに触れ、そのやさしさを自分が他人へと繋げていってほしいと願う。
自分のやさしさが皆のこころをあたため、今日も世界に広がっていきますように
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