アレルゲン免疫療法とは何ですか?
アレルゲン免疫療法とは、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少しずつ定期的に身体に入れることで、アレルギー反応を和らげる治療法です。
アレルゲン免疫療法には、他の内服薬や点鼻薬と異なり、アレルギーそのものを治す、あるいは長期間抑えることができる効果があります。
WHO(世界保健機構)が、唯一のアレルギーの根治療法と言っています。
ただし、即効性はなく、治療には3年以上かかります。
また、アレルゲンを投与することによって副反応が起こることがあり、まれにはアナフィラキシーのような重い症状が出ることがあります。
アレルゲンの投与方法には、薬剤を注射する「皮下法」と口に含む「舌下法」があります。
それぞれ特徴があり、実施できる施設が限られていますので、医療機関で相談してください。
以下にアレルゲン免疫療法の方法のひとつである「舌下免疫療法」が可能な医療機関が調べることができるサイトを紹介します。
<参考資料>
小児のアレルギー疾患保健指導の手引き
https://allergyportal.jp/wp/wp-content/themes/allergyportal/assets/pdf/tebiki-1_1.pdf
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