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即時型食物アレルギーの出現頻度

即時型食物アレルギー症状で

病院を受診した患者さんの症状出現頻度を示します。

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最も頻度の高い症状は

皮膚症状で、

9割弱で見られます。


アレルギーといえば皮膚症状と考えがちですが、

1割の患者さんは

皮膚症状を出さない場合があることも

忘れないでください。


縦軸の一番下に「ショック」とありますが、

「ショック」とは

臓器に届けられる酸素が不足して

命が脅かされる状態のことを言います。


交通事故などで

大量出血をした場合、

血が不足して

血が全身の臓器に酸素を運ぶことができなくなります。


アレルギーの場合も

アレルギーによって

血管が血液の中の水分を血管の中に留めておくことができなくなり、

体を巡る血液量が短時間で減少して、

全身の臓器に酸素を届けられなくなるのです。


この時の

パッと見の症状は、

ジッとしているのに変に心臓がドキドキしているとか、

頭も酸素不足でボーッとしてしまう

などがあります。



日本で毎年3人程度が

食物によるアナフィラキシーショックが原因で

亡くなっています。



<参考資料>


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