Morning dipper (朝のおちこみ型)
ぜん息の調子がいまひとつの時は
夜間から早朝にかけて
気道が狭くなってしまっています
これが
朝のピークフロー低値として現れます
そして
お昼になるにつれて
ピークフローが上がってきます
このような
ピークフローの変化のことを
モーニングディップ
と呼びます
早朝にピークフローが低値となり、
自然にまたは気管支拡張薬吸入により正常化し、
それが1日中維持されます
モーニングディップは
ぜん息発作の回復途中にみられます
ぜん息死は
集中治療室にいる時よりも
むしろ
日中のピークフローやその他の指標が
大きく改善してから3, 4日後の夜に
みられることがあります
だから
モーニングディップが改善して
ピークフローが安定するまで
注意深く治療を続けることが
重要です
<参考資料>