視力回復訓練で近視は治る?
みなさんこんばんは。
今日、日本ではコロナ新規感染者が減ってきたのを見て少し安心しております。
それと同時に韓国の大クラスター発生のニュースを聞き、感染が広がる時は一瞬であると改めて気を引き締めねばと思いました。
テレビ朝日「林修の今でしょ!」は健康に関する知識をわかりやすく教えてくれるので時々見ていますが、今日眼科の先生が目のお話をされてましたので補足させていただきます。
現在のstay home生活の中では、スマホやパソコン、読書などで眼精疲労やかすみ感を自覚してる方も多く、そういう場合目の水晶体の厚みを調節する毛様体筋が固くなっているという話でした。
それに対して眼科の先生が近くの指に15秒ほどピントを合わせたのち60秒ほど遠くの景色を見ることを繰り返す「目スクワット」という方法を紹介されてました。そうすると林先生が「僕、昔視力回復センターで同じようなこと訓練してました。」と発言されました。
それに対し眼科の先生は「この訓練で近視は治りませんが、毛様体筋の緊張を解く効果は期待できます」というようなことを答えられました。
遠くと近くを交互に見るという方法は決して新しいものではなく昔から目の調節に関わる機能を改善する方法としてよく指導されてきました。これによって毛様体筋の働きを改善する一定の効果は期待出来るかもしれません。
しかし前のブログ記事にも書きましたが正確な意味での近視は眼軸といって目の奥行き(角膜から網膜までの距離)によってほぼ決まります。
つまり視力が低下した時に一時的な目の使いすぎやストレスなどが原因の場合、目の休息や「訓練」で改善する可能性は否定しませんが、あくまでも近視を治しているわけではないことを知っておく必要があると思います。
特に子供の視力は、ストレスや集中力、年齢や気分、睡眠不足などによって影響を受けやすく検査する日によっても差が出たりします。眼科で視力低下の原因をちゃんと調べてもらってください。
前にも述べた「ものを見る時近すぎない、見る時間が長すぎない、姿勢を正す、戸外での活動を増やす」などの習慣は後天的な近視の進行を遅らす可能性はあります。
家の中での生活を強いられることの多い今、夜はゆっくりお風呂につかり、疲れた目は温め、しっかりとした睡眠をとってくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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