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#91 銭の戦争(2015)-「シーズン1を超えるシーズン2, 3はない」を立証

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エリート証券マンがある日突然、金も職も婚約者も全て失い、借金まみれのホームレスに! 家族や自分を苦しめた金貸し業に自らも足を踏み入れ、復讐に燃えながら這い上がっていく。エリートから一気に転落した男の大復讐劇!

想定内の過剰演出

韓流を原作としているため、過剰演出のオンパレードですが、主人公の人生が一転二転三転四転と小気味よく展開していきます。騙されてすべてを失いホームレス化する主人公・白石富夫を草彅剛が、主人公の父の会社を潰し、父親を死に追いやった金融業者・赤松を渡部篤郎が、主人公に金儲けのヒントを与えるホームレスの先輩を津川雅彦が、主人公と結婚する予定だった令嬢を木村文乃が、赤松に騙され多額の借金を抱える白石の恩師を大杉漣が、その娘で貧乏なヒロインを大島優子が演じます。

大島優子を活かせるドラマは貴重

決してディスっているわけではないのですが、彼女の個性を生かし切ったドラマと言えば、「銭の戦争」と「東京タラレバ娘」くらいではないでしょうか。ツンツンしたイメージの強いタレントさんですが、そのぶんだけ、薄幸のキャラが似合っているのかもしれません。このドラマでも人の良い父親(大杉漣)の借金に翻弄され、堕ちかける姿にインパクトを感じました。

噓の戦争(2017)

制作スタッフが同じであるため、展開はよく似ています。自分の家族を破綻させた関係者に復讐を重ねつつ、最終的に敵と味方の区別がつかなくなるほど嘘を応酬しあうギャンブラーを草彅剛が演じます。最後は大どんでん返しが起こるため、結構、楽しめるのですが、幼少の頃の家族ごと陥れられるシーンがしつこくプレイバックされるのがちょっと鼻につきました。

罠の戦争(2022)

制作スタッフが同じであるため、展開はよく似ています。息子を瀕死の重体に追いやった事件の犯人と、それを隠蔽しようとする国会議員への復讐に燃える議員秘書を草彅剛が演じます。犯人への復讐を誓うシーンがしつこくプレイバックされるのがちょっと鼻につきました。

洒落たリンク

カンテレのこういうセンス、大好きです♬
第1作 ktvjp/zeni/
第2作 ktvjp/uso/
第3作 ktvjp/wana/

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