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#112 おいしい給食(2019)-学校に行きたくなる”おいしい”ドラマ

ファミリー劇場紹介文

1984年夏。常節中学校の教師・甘利田幸男(市原隼人)はあまりにも給食を愛するがゆえに、給食を愛せない者を許せない「給食絶対主義者」。そんな彼に一人の生徒・神野ゴウ(佐藤大志)が挑戦状を叩きつける。彼もまた給食を愛するため変革を求める男だったのだ。給食マニアの教師と生徒による静かな闘いが幕を開けようとする中、新任教師・御園ひとみ(武田玲奈)が赴任してくる。

やはりシーズン1を超えるシーズン2・3はないのだ!

評価が高いからこそ続編が生まれるのだけれども、続けば続くほど、同じパターンが繰り返されるので、何となく先が読めてしまう。そういう意味ではこのドラマも同じ。僕はシーズン1で終わって欲しかった。

最大の魅力は言うまでもなく

甘利田先生(市原隼人)と神野ゴウ(佐藤大志)の給食食べ比べ。甘利田先生の過剰演出はともかく、毎回、甘利田先生の裏をかくゴウの工夫が楽しみだった。それにもまして、楽しそうに給食の準備をするクラスメートの様子が良かった。「いいなぁ」「楽しそうなクラスだなぁ」「同じようにみんなで給食を楽しみたいなぁ」と思わせる作風でした。校内暴力、不登校、いじめを一切感じさせない中学校の空気感に癒されました。

味のある英訳(SCHOOL MEALS TIME)

平行移動(S1→S2→S3)

マドンナ先生:武田玲奈→土村芳→大原優乃
校長先生:酒向芳→酒井敏也→小堺一機
給食のおばちゃん:いとうまい子→いとうまい子→いとうまい子
何回転校しても、給食のおばちゃんだけは変わらず、1980年代のアイドル・いとうまい子さんでした。なんかとても、複雑な心境でした(笑)

感動の最終回(ふたりだけのカレーライス)

本来配送されるべきおおコメが別の中学校に誤送されたことに怒り狂って、おコメを取り返しに疾走するゴウとゴウを追う甘利田。当然、取り戻すことはできず、他校の教師と揉める中、おコメにこだわる気持ちを熱く語る甘利田。そんなふたりにそっとおにぎりを渡す他校の教師。学校に戻った後、ふたりのために残されたカレーにおにぎりを混ぜ、カレーライスを美味しそうに頬張るふたり。無条件に泣ける瞬間でした。

いいシーンだ

心に響くエンディング『君の花』

ドラマの内容に合った、いい楽曲でした!ぜひ聴いてください!


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