#43 私定時で帰ります。(2019)-定時で帰るには業務遂行のスキルを上げるしかない!
TVer 紹介文
吉高由里子がTBSドラマ初主演!吉高演じる、“残業ゼロ!定時で帰る”をモットーに生きる新世代のワーキングガール・東山結衣が、くせ者のモンスター社員が抱えるさまざまなトラブルを解決する、心温まるワーキングドラマ。また、仕事にのめり込むと周りが見えなくなるワーカホリックな男で結衣の元婚約者・種田晃太郎役を向井理、仕事よりもプライベートの時間を重んじる家庭的な結衣の恋人・諏訪巧役を中丸雄一が演じる。そのほか、柄本時生、内田有紀、泉澤祐希、シシド・カフカ、ユースケ・サンタマリアら、個性豊かな俳優陣が脇を固める。
最終回にお仕事ドラマの神髄あり!
最終回のラストシーンに、お仕事ドラマのすべての要素が詰まっていました。毎日、定時で帰れるほどのデキル社員・東山結衣(吉高由里子)の窮地を救ったワーカーホリックの上司&もとカレ・種田晃太郎(向井理)のひとこと。確か、「これからは定時で帰れるよう、スキルを磨きたい」だったような気がします。まじで痺れました。パーカーの着こなしにも!
魅力的な同僚たち
前半は、窮地に立つ後輩(柄本時生、泉澤祐樹、シシドカフカ)や先輩(内田有紀)を東山さんが救い、後半は窮地に追い込まれた東山さんが同僚や上司に救われるという展開でした。東山さんを精神的に追い込んだ部長(ユースケ・サンタマリア)も最終回では、牙を抜かれた子犬に豹変します。
ハッピーアワー
東山さんが定時退社後の楽しみしている中華料理店のサービスです。東山さんが、実においしそうにビールを飲みながら、飲茶セットを食べるシーンが印象的でした。店主の中国人・王丹(ワンタン)(江口のり子)との嚙み合わないトークも面白かったです。というよりも、江口さんが本当の中国人に見えました。あれはすでに演技を越えていました(笑)
示唆に富んだ最終回
最後は例の種田晃太郎(向井理)のセリフで終わるのですが、その前に働き方改革に臨む職場が映し出されます。そこにはブラック上司(ユースケ・サンタマリア)がいて、東山さん(吉高由里子)に向かって手を振りながら、新たなプロジェクトのアピールをするのですが、そのプロジェクト名が確か「リモートワーク推進室」だったような。コロナ禍の前年度にして、この展開。制作スタッフの先見の明が凄すぎますね。感服しました。
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