見出し画像

3Dプリント鉢ってすごい

塊根植物に夢中の今、気になるのは入れる鉢。ベランダでは気にならなくても、家の中でライト下に置いた時、やっぱりね。
小さめの塊根たちには、塊根や多肉にいいと言われている安いスリット入りプラ鉢「プレステラ」を使用しているが、これはこれで非常に素晴らしいし植え替えもラクで幼苗や根回りがまだしっかりしてない株にはとてもいいでも少し大きさのある塊根にはもう少しオシャレをしてあげたい。
陶器は重いし、(実際アガベを入れた陶器は筋トレになるくらい重い)ベランダと室内を移動することがあるのでやはり軽いプラ鉢がいい。

そこで最近やたら目につくのが3Dプリント鉢。こんな形ができるのかってくらい種類も多くてカッコいい。お店で買う時、よくそのお店でオリジナルで厚めのプラ鉢を使っていたりするけど、あれは3Dプリントではなく量産品なのかな。

3Dプリント鉢のいいところは、軽さだけじゃなく、多肉植物、塊根植物向けのものが多く、側面、底面に好きなだけデザインに紛れて隙間を配置していたり、底穴も大きく取り外し可能なメッシュが付いていたりするところ。
非常に通気性、排水性が良くて根っこが空気を求める植物には、すごくいい。スリットが入った鉢はよくあるけど、デザインと合わせて側面にも細かい空気の通り道を作ることができる形状は3Dプリンターならでは!!

材料はポリカーボネートか毒性がなく環境にも優しいPLA(ポリ乳酸)らしく、問題があるとすれば60〜65℃以上の高温になると変形する可能性があるってとこ。なので室内向けらしいんだけど、ベランダでもさすがに鉄板の上にでも置かない限り60℃にはならないんじゃないかな。
暑さによって経年劣化が進むことは仕方ない。

今回新しくアデニウム・ドーセットホーン ”獅子葉" を迎えるにあたり、浅めの3Dプリント鉢を探して見つけたのがコレ。

Green5というお店のメルカリ店で購入した【草乱002セット120】草乱丸4号
◇外径サイズ:直径約14cm×高さ約8.6cm ◇鉢内径:直径約12cm ◇厚み:約2.4mm~5mm ◇約4号サイズ
サークリングを防止して根を下部へ誘導するために鉢内へ”リブ”を5箇所設置していたり、なんとUV防止剤の塗装をしているという手の込んだ造り。

もうひとつ、育成中のアガベ・チタノタ・レッドキャットウィーズルをプレステラから出してあげようと思い選んだのがこの2つ。どっちがいいかなと思いつつ。

【ZARU202S_90】
◇外径サイズ:直径約10.3cm×高さ約9.1cm ◇鉢内径:直径約9.2cm ◇約3号サイズ

そして、すぐに用途はないんだけど、この形はいいっ!と思って売りきれないうちに買っておこうと思ったのがコレ。


どれに何を植えようとあれこれ悩む3Dプリント鉢4つ


この店の鉢の良いところは3Dプリント鉢にありがちな無機質な形状じゃなくて自然な感じをうまく取り入れているところ。トンガリ過ぎてないところ。他にも買いたい鉢がたくさんあった。

Adv-Factoryもなかなかの品揃えである。
【Adv-037-S Ripple Pot】
◇外径サイズ:直径約11.5cm×高さ約9.5cm ◇鉢内径:直径約9.8cm ◇約3〜4号サイズ
上部の縁が不規則でナチュラルに欠けたクラックデザイン。”底部”は大口に設計した水捌けの良い取り外し可能な鉢底メッシュプレート。
Adv-037 のMサイズ:直径約13cm×高さ約11cm ◇鉢内径:直径約12cm ◇約4〜5号サイズもある。


【Adv-024-M (120×72) Shallow Crack】
◇外径サイズ:直径約12cm×高さ約7.2cm ◇鉢内径:直径約10.7cm ◇約4号サイズ
上部の縁が不規則でナチュラルに欠けた卵が割れたようなクラックデザインで、下部は通気性の良いメッシュ設計。”底部”は大口に設計した水捌けの良い取り外し可能なメッシュプレートで、これもメッシュの鉢底に、鉢内へ”リブ”を4箇所設置する事で根を下部へ誘導しサークリングを防止している。(Adv-Factory 商品ページより引用)


代表的な3Dプリント鉢のSHOPをいくつか挙げておく。

Green Mountain「GRIDPOT™」
ここの「クラックスリット鉢」がすごい人気でいつ見ても売り切れ。いつか必ず買ってやる。

Green5
サイトは準備中で、今はメリカリ店だけらしく、でもその方が手っ取り早く買える。

Adv-Factory
シンプルでカッコよく、種類も多い。

SNN

YABACHI

MataFlora

R3LABO
3Dプリンターで作った受け皿「UKEZARA」ならココ

軽くてカッコよくて、水捌けも良い、いいことずくめの3Dプリント鉢だが、難を言えばプラ鉢にしては値段が高いこと。(安い陶器よりはるかに高い)

PCで製作した3Dモデルデータを、3Dプリンターで出力するという簡単なようだが大変な作業らしく、3号の鉢を作るのに約24~36時間もかかるらしい。それだけ凝ったデザインなんだから仕方ないのかもしれないが、もう少し買いやすい値段になればもっともっと普及するのになあ。。。

植え替えたアデニウム・ドーセットホーン(左)とアガベ・チタノタ・レッドキャットウィーズル(右)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?