見出し画像

プロ野球ドラフト2024 採点ランキング

先日行われた「プロ野球ドラフト会議2024」の指名結果を見て、自分なりに採点をしランキングを付けさせて頂きました。
最後まで読んで頂けたら嬉しいです。

※このランキングは「どれだけ前評判が高い選手を指名できたか」ではなく、「どれだけその球団の補強ポイントを補えたか」で採点を行っています。

※今回、育成ドラフトは加味せず支配下ドラフトのみを見ての採点になります。

採点方法

・各球団60点からスタート

~加点方法~
・1.2位の選手が
→補強が必要なポイントに合っている
[+10点]
→補強してもいいポイントに合っている 
[+8点]
→補強しなくてもいいポイントの選手 
[+1~5点]
(合っていない具合により1~5点から決定)

・3位以下の選手が
→補強が必要なポイントに合っている
[+5点]
→補強してもいいポイントに合っている
[+2~4点]
(補強してもいい具合により2~4点から決定)
→補強しなくてもいいポイントの選手
[+1点]

~減点方法~
・補強が必要な所を指名できていない
[-5点]
・補強してもいい所を指名できていない
[-1~3点]
(補強してもいい具合により1~3点から決定)

※指名人数が多い方が点数が高くなるような採点方法ですが、自分なりに調整したつもりです。ご了承下さい。

以下順位



12位 読売ジャイアンツ 87点

《ポイント内訳》
1位 石塚裕惺 [+10点]
2位 浦田俊輔 [+8点]
3位 荒巻悠 [+5点]
4位 石田充冴 [+5点]
5位 宮原駿介 [+5点]

若い投手 [-3点] 
捕手 [-3点]

《解説》
 打線は悪くないが、2桁本塁打を打っている選手が将来的なメジャー移籍の可能性もある[岡本]と35歳のベテラン[丸]の2人。そこを補強する石塚・荒巻の指名は良かった。
 22歳以下の投手が[京本]1人のみの投手陣を補強する石田・宮原の指名も良かった。
 しかし、[菅野]のメジャー移籍を考えると、もう1人投手を指名しても良かった。また、[大城]のFA移籍の可能性もある中で22歳以下の選手がいない捕手を補強しても良かった。




11位 東京ヤクルトスワローズ 89点

《ポイント内訳》
1位 中村優斗 [+10点]
2位 モイセエフ・ニキータ [+10点]
3位 荘司宏太 [+5点]
4位 田中陽翔 [+5点]
5位 矢野泰二朗 [+4点]

投手 [-5点]

《解説》
 防御率最下位の投手陣を補強する中村・荘司の補強は良かった。
 将来的なメジャー移籍の可能性がある[村上]の穴を埋めるニキータ・田中の指名も良かった。
 しかし、今の投手陣を見るともう1人補強が必要。投手より野手が多いドラフトになったのは驚いた。




10位 阪神タイガース 90点

《ポイント内訳》
1位 伊原陵人 [+10点]
2位 今朝丸裕喜 [+10点]
3位 木下里都 [+4点]
4位 町田隼乙 [+5点]
5位 佐野大陽 [+4点]

強打者 [-3点]

《解説》
 年代的に空いている先発左腕に伊原、10代の投手がいない所に今朝丸の指名したのは良かった。
 [坂本]のFA移籍の可能性もある捕手に町田を指名したのも良かった。
 しかし、チーム打率・本塁打ともにリーグ5位の打線を補強する強打者1人指名しても良かった。




9位 千葉ロッテマリーンズ 92点

《ポイント内訳》
1位 西川史礁 [+10点]
2位 宮﨑竜成 [+8点]
3位 一條力真 [+5点]
4位 坂井遼 [+4点]
5位 廣池康志郎 [+5点]
6位 立松由宇 [+3点]

即戦力投手 [-3点]

《解説》
 日本人で2桁本塁打打った選手がいない打線を補強する西川の指名は良かった。
 チーム防御率5位に終わった投手陣を補強する一條・廣池の指名も良かった。
 打線を強化する意図が見えたドラフトだったが、[佐々木]のメジャー移籍を考えると即戦力投手を補強しても良かった。




同率7位 横浜DeNAベイスターズ 93点

《ポイント内訳》
1位 竹田祐 [+10点]
2位 篠木健太郎 [+10点]
3位 加藤響 [+3点]
4位 若松尚輝 [+5点] 
5位 田内真翔 [+5点]
6位 坂口翔颯 [+3点]

若い投手 [-3点]

《解説》
 チーム防御率5位の投手陣に竹田・篠木・若松を補強をしたのは良かった。 
 20代の野手が[松尾]のみの野手に田内を指名したのも良かった。
 しかし、10代の投手を補強しても良かった。
 成績の悪い投手陣を補強できた良いドラフトだった。




同率7位 北海道日本ハムファイターズ 93点

《ポイント内訳》
1位 柴田獅子 [+10点]
2位 藤田琉生 [+10点]
3位 浅利太門 [+5点]
4位 清水大暉 [+3点]
5位 山縣秀 [+5点] 
6位 山城航太郎[+3点]

若い捕手 [-3点]

《解説》
 20歳以下の投手がいない投手陣に上位で柴田・藤田を指名し、リリーフ強化に浅利を指名したのは良かった。
 また、失策数リーグ最下位のチームに守備の良い山縣を指名したのも良かった。 
 しかし22歳以下の捕手がいないので、指名しても良かった。
 数年後が楽しみなドラフトになったと思う。




同率5位 東北楽天ゴールデンイーグルス 94点

《ポイント内訳》
1位 宗山塁 [+10点]
2位 徳山一翔 [+10点] 
3位 中込陽翔 [+5点]
4位 江原雅裕 [+5点]
5位 吉納翼 [+5点]
6位 陽柏翔 [+2点]

捕手 [-3点]

《解説》
 チーム最多本塁打が[浅村]の14本に終わった打線を強化する宗山・吉納の指名は良かった。
 また、防御率リーグ最下位に終わった投手陣の補強に徳山・中込・江原を指名したのも非常に良かった。
 しかし、捕手の数も少なく、最年少が25歳の[安田]な事を考えれば指名しても良かった。




同率5位 埼玉西武ライオンズ 94点

《ポイント内訳》
1位 齋藤大翔 [+10点]
2位 渡部聖弥 [+10点]
3位 狩生聖真 [+3点]
4位 林冠臣 [+4点]
5位 篠原響 [+2点]
6位 龍山暖 [+4点]
7位 古賀龍希 [+4点]

リリーフ [-3点] 

《解説》
 課題である打線の補強に上位で齋藤・渡部を指名。その後も野手を多く指名し、打線を強化したい意思が強く見えたドラフトだった。
 しかし、リリーフ防御率もリーグ5位に終わっているので指名しても良かった。




同率2位 オリックスバファローズ 95点

《ポイント内訳》
1位 麦谷祐介 [+10点]
2位 寺西成綺 [+10点]
3位 山口廉王 [+5点]
4位 山中稜真 [+4点]
5位 東山玲士 [+3点]
6位 片山楽生 [+3点] 

《解説》
 チーム打率・本塁打ともに5位の打線を補強する麦谷の指名は良かった。
 10勝した投手がいない投手陣の補強に寺西・山口を指名したのも良かった。
 今年も下位で社会人を指名するオリックスらしいドラフトだった。




同率2位 広島東洋カープ 95点

《ポイント内訳》
1位 佐々木泰 [+10点]
2位 佐藤柳之介 [+10点]
3位 岡本駿 [+5点]
4位 渡邉悠斗 [+5点]
5位 菊地ハルン [+5点] 

《解説》
 チーム打率・本塁打共に最下位に沈んだ打線の強化のに佐々木・渡邉を指名したのは良かった。
 投手陣も30代が多いローテで若返りも期待できる佐藤・岡本を指名し、10代の投手がいない所に菊地を指名したのも良かった。
 各選手補強ポイントを埋めれた良いドラフトになった。




同率2位 福岡ソフトバンクホークス 95点

《ポイント内訳》
1位 村上泰斗 [+10点]
2位 庄司雄大 [+10点]
3位 安徳駿 [+5点]
4位 宇野真仁朗 [+4点]
5位 石見颯真 [+3点]
6位 岩崎峻典 [+3点]

《解説》
 20歳以下の右投手がいない所に村上・安徳を指名し、[今宮]の後継者候補で足の速い庄司を指名したのは良かった。
 高校生の良い投手、強打者を指名できた数年後が楽しみなドラフトになった。




1位 中日ドラゴンズ 96点

《ポイント内訳》
1位 金丸夢斗 [+10点]
2位 吉田聖弥 [+10点]
3位 森駿太 [+5点]
4位 石伊雄太 [+5点]
5位 高橋幸佑 [+4点]
6位 有馬恵叶 [+5点]

若い野手 [-3点]

《解説》
 防御率リーグ5位で[小笠原]のメジャー移籍もある先発陣に上位で金丸・吉田を指名し、21歳以下の右投手がいない所に有馬を指名したのは良かった。
 21歳以下の内・外野手がいない所に強打者のを指名し、30代が多く固定できていない捕手陣に石伊を指名したのも良かった。
 しかし、若い野手もう1人指名しても良かった。
 ほぼ完璧なドラフトだった。



以上が補強ポイント採点ドラフトランキングでした。
ドラフトの成功・失敗は5年後と言われてるので、今後のプロ野球も楽しみです。
2024年のドラフトもありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?