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~よし来たチャンス、喜んで…~


さて年が明けた
賃貸業界でいうと繁忙期の始まりとなる。
1月~3月は入居者が退居したり
新しい入居者が入ってきたりと忙しい時期だ。
その空いた部屋をどう埋めるか?
これは賃貸経営の一番の課題だ。

1人のアパートメントオーナーは不動産店に依存している
もう一人のアパートメントオーナーは、部屋が空いたら自ら埋める方法論を持っていて
自ら先頭に立って動いている。
このようなオーナーは、部屋が空くたびに
脳みそに汗をかきいろいろと考えるので
どんどん空室に対する免疫が強くなり
空室対策を楽しんでいるように見える
部屋が空くと
「よし来たチャンス、喜んで…」
とつぶやいて立ち上がっていくようだ。

~空室対策は3つのステップ~
一つ一つコツコツとやり、その方法としては

ステップ01 しっかりとした情報を集め(インプット)
ステップ02 その情報の発信方法を考え(アウトプット)
ステップ03 発信して帰ってくる情報の受け皿をしっかり使うことだ(グリット)
そのことにより内覧者が増えてくることになる
そして、内覧者が来た時に誰が水の漏れぬアパートメントの説明をし
住みたいと思える部屋というものを具体的に話すかということにも繋がっていく。
今回話すことのすべては手掛けることは難しいかもしれないが
一つでも自分から動いてみると
もしかしたら空室対策の女神は微笑んでくれるかもしれない
引き続きセミナーを聞いていただければ幸いだ。

◼️アパートメントのインプット作業


①アパートメント館名の確認
②アパートメント館名のネーミングの由来と思い
③写真01(ファザード・エントランス・共有部分)
④物件情報・入居条件の確認
⑤情報の受け皿記入(管理会社orアパートメントオーナー)
⑥各部屋の募集用図面
⑦設備や入居者さん満足のアイコン確認
⑧このアパートメントを建てることにしたオーナーの思いなど
⑨アパートメントGoogleビジネスプロフィールのQRコード
⑩オーナーホームページorオーナーブログ(note)のQRコード
⑪写真02(館名版やランドスケープ等)
⑫写真03(各部屋のフォーカルポイント)
⑬駅からアパートメントの市場環境(飲食店・病院・公園等)
等々

◼️アパートメントのアウトプット作業


①オーナーホームページ
②note(ブログ発信)
③Googleビジネスプロフィール
④X(ツイッター)
⑤小冊子
⑥現地看板
⑦現地ハンディ広告用ポスト
⑧地域コニュニティ雑誌
等々

◼️アパートメントのグリット方法


①小冊子配布 近隣飲食店
②小冊子配布 役所・学校関係・医療関係
③小冊子配布 近隣アパートメント
④オーナーホームページからの内覧申し込み
⑤note(ブログ発信)からの内覧申し込み
⑥受け皿 ホームステージング
⑦受け皿 内覧紹介レジュメ
⑧受け皿 小冊子手渡し
⑧受け皿 アンケート・落書き帖の設置
⑩受け皿 プレゼント用意
等々

~一歩踏み込む勇気だけだと思う~
先ほど書いた文章に
1人のアパートメントオーナーは不動産店に依存している
もう一人のアパートメントオーナーは、部屋が空いたら自ら埋める方法論を持っていて
自ら先頭に立って動いている。

そのようなメンタルの強いオーナーになっていただくため
縁の下の力持ちとして相談をいただいた時には
大きく3つのステップを個別コンサルとして情報を共有してきた。
そしてそれなりの結果もついてきた。
昨年の暮れもなぜか各エリアのプリマが一つずつ空き
いろいろな方法を落とし込んで12月の中には全館満室になったという事例もある。
また、去年の秋から新築32部屋のプリマのリーシングを依頼されて、
現在32室のうち20室が決まり、残り6室となっている。
いつも思うのだが、空室対策には魔法のような急に変わることはなく
「一歩踏み込む勇気」だけだと思う

これから、このコラムでは一つひとつ空室対策の3つのステップを話していこうと思う。

すべての夢をカタチに
出逢えたことに感謝して
笑顔同封
半農半賃貸経営雑文家 石川龍明


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