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空室対策に必要な智慧~4サイクルと10メソッドの話04

コラム04 成功大家さんの空室対策
『メソッド01フィッシャーマン漁法』



賃貸物件を所有しているオーナー様のお悩みで常に上位にあげられるのが空室問題。その対策として有効なのが「空室対策4サイクルと10のメソッド」です。
2回にわたってアウトラインをご紹介してきましたが、今回からはステップに沿った10のメソッドを掘り下げていきましょう。

最初のステップは、『集客』です。
管理会社の担当者から空室がでるという連絡が入ったら、新たな入居者を獲得するために、どんなアクションを起こしますか?



入居者像を明確にし、ターゲットに向けた情報発信を
アクションを起こす前に考えなければいけないのは、空いている部屋を探している人にわかりやすい情報発信をすることです。むやみに入居者募集の広告を出したり、無計画に高額のリノベーションをしたりしても、空いた物件を求めている人に情報が届いていなければ、意味がありません。
また情報を発信するときには、次の一手をどう打つかを意識しながら、その後のストーリーを考え続けることです。そのために必要なのが、「フィッシャーマンズ漁法」です。

空室対策のステップ1である「集客」は、知ってもらうことです。マーケットリサーチによって入居者像を明確にし、ターゲットに魅力的な情報を発信することです。私がアパートメントオーナーから空室問題のご相談を受けたとき、対策のメソッドとしてお話しするのが、この「フィッシャーマンズ漁法」です。



海に行って、ただ待っているだけでは、魚は釣れません。漁場を知り、釣りたい魚をターゲットに、エサをまき、しかけを施し、抜群のタイミングで竿を操ることで、大漁になる。空室対策も同じです。
入居希望者を漠然と待っているのではなく、次のステップへの落とし込みを考えながら、必要な情報を効果的に発信することが重要なのです。

YO-SORO

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