空室対策に必要な智慧~4サイクルと10メソッドの話05
コラム05【 成功大家さんの空室対策 メソッド2~空中戦と陸上戦】
空室対策シリーズ、前回はメソッド1、「フィッシャーマンズ漁法」についてお話ししました。
今回はメソッド2、集客のための情報発信における「空中戦と陸上戦」です。
空中と陸上からの情報発信で、集客を狙う
集客のためのキーワードは、「トリガー」です。トリガーは銃の引き金のことですが、転じてものごとのきっかけや、要因となる事柄を指します。
たとえばアパート建築のために必要な土地、設計会社や管理会社を選ぶのは、アパートメントオーナーです。ですから、この場合のトリガーを持っているのはアパートメントオーナーということになりますので、それぞれの会社はアパートメントオーナーの知りたい情報を提供するのです。
ではアパートメントが、完成したあとであればどうでしょう。入居させたい方を、オーナーが選ぶわけではありませんよね。トリガーは入居を検討している方、つまり入居予備軍の側にあるのです。
たとえば「セキュリティーがしっかりしている、女性専用アパートに住みたいわ。ヨーロピアンテイストのおしゃれな外観で、収納スペースが充実していて、天井が高い広々とした部屋がいいな」という女性がいます。彼女は、市場にあふれている情報の中から、自分のイメージしている物件を探し、さらに住みたい場所を絞り込んで、できるだけ理想に近い部屋を探すのです。
プリマのアパートは、まさに彼女のイメージ通りの部屋であり、情報が伝わっていれば入居のトリガーとなり得るのです。
この情報をわかりやすく伝えるのが、「空中戦と陸上戦」のメソッドです。空中戦はホームページを使った集客、陸上戦は不動産店などへの訪問活動による集客です。
次回は、空中戦と地上戦によって、情報を伝える際の効果的な方法やヒントを、具体的にご説明します。
YO-SORO 石川龍明
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