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東孝VS田原敬三 メガトン対談 

http://daidojuku.com/daidomumon/?p=14521

田原敬三先生とウイリー・ウイリアムス戦は伝説の一戦ですね。好きな空手家の一人です。この対談は1988年『月刊空手道8月号』の記事から掘り起こしました。


この対談の中に出てくる東先生の言葉の中で感慨深いものがあります。以下に抜粋します。

「自分が考えるのは、総合格闘技としての空手なんです。突き蹴り、組み技、投げ技、そして常々大道塾で練習してる締め技、関節技を含めてね。ただこれらが形になるためには、なかなか簡単には……難しいとは思うんだけど、5年、10年という長い期間で考えないとね。それに“空手”として考えた場合、僕の書籍じゃないけど、“はみだし”てくるとは確かに思うんだ。やっぱり空手は突き蹴りが主流だし、組み技、投げ技までならまだしも、締め、関節となれば、空手の範鳴からは脱してくる。でも、総合格闘技に仕上げたいというのは、自分の夢なんだよね。だから変ないい方だけど、分けた方が理解されやすいのならば、空手と総合格闘技と、別枠でやっていければとも考えたりするんだ」

 この1988年の時点で、このような先見性を持って組織だった技術革新をしようとしている東先生は〝実践を伴った革命家”ではあるなと思うのですが、いかが?

 格闘技界からすると大山総裁の直接打撃制採用からの第二波インパクトではないだろうか?先生もまさか現在のようなMMAの時代が来るとは思ってもみなかったんじゃなかろうか?

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