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ハードパンチャーがいないんだよ

龍魂会のパンチ養成法はヘビーバッグの打ち込みと薪藁です。勿論ウェイトトレーニングも。この三本だてを延々とやるという事に行き着いてるんです。これらの稽古法は俺の取材体験から来ています。

本部朝基→山田辰雄という日本拳法空手道を『フルコンタクトKARATE 』時代に新潟まで行って取材した事があって、取材対象者が独特な稽古法と考え方をしていてカルチャーショックを受けた覚えがある。

結局、極真系からはハードパンチャーは生まれなかった。日本拳法空手道系から出てるんだ。この件に関してはドラゴン魂3に書く予定です。

今回の北斗旗見てたらハードパンチャーがいないんだよ。前にも書いたけど競技が高度化するとハードパンチャーがいなくなるんだね。ルール上、強いパンチを打つと負けるリスクが高まる。なので強いパンチを打たない。強いパンチを打つ必要がないので、その稽古自体しないという流れになってくる。

市原先輩、長田塾長という2大ハードパンチャーは大道塾から生まれてきたわけだが、第三のパンチャーはもう出て来ないかもしれない。この件に関してはそのうち、大道無門で言及するつもり。簡単に言うと昔と今では目指しているものが違うんじゃないかなという事。

俺はハードパンチャーの才能はなく、カウンターパンチャーとしてしか選手経験がないけれど、理論と経験を取材で裏打ちした稽古法でいつかハードパンチャーを育て上げたいという事を妄想してるんです。

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