サイコな女 1
サイコな女に出会った( ;∀;)
きっかけは17年来の友人、T子から一緒にランチしよう♪のお誘い。
あれは忘れもしない2021年の暑い夏。
久しぶりにT子の地元藤沢まで行ったのよ。
夏だし何だか藤沢って感じじゃない?
そう思うの私だけかなwww
あるカフェで待ち合わせていたら友人T子が入ってきた。
元気だったー?
そんなこんなで席についてランチしてたわいもない話をしていたわけなのよ。
その藤沢って、Tの地元だから昔からの知り合いや知ってる人も多い地域なのよ。
そこに、現れたのが・・・・友人T子の仕事仲間?
サイコな女 M美!!!!!
ちなみに、このサイコな女とは私が名付けてあげたw
友人T子は、サイコ女Mを見て、「あっ」という顔をして向かい合って座っている私の陰にスッと隠れた。
私はまぁ会いたくない人が来たんだろーなくらいの気持ちで普通にお話をしていたら、T子がちょっと小さめの声で『あれ、あっちにいる女。知り合い。』って指をちょっと指して言ってきた。
『私は振り返り、へぇ』って答えた。
別に普通の感じの女だし、特に興味もないww
そのサイコ女Mは私たちに背を向けた感じで一人で座ってコーヒーを飲んでいた。
なるほど、背を向けているからT子は安心して私にその女の事を話したのかな。
T子は続けた。
『あの女M美っていうんだけど、ちょっと変わっているのよー。まあちょっとじゃないな。かなりの変人w』てな具合で笑いながらT子といるいるそんな変な女ーみたいな話題で盛り上がっていた。
話に夢中になっていて気が付かなかったんだと思うけど、ふと気づくと私たちの席の横に人が・・・・・!!!(;^ω^)
サイコな女だ!!!!!
いや、正確にはその時は知らない人なので『さっきのあの人だ』くらいに思ったと思う。
そのサイコな女Mが言った。
「Tちゃんじゃ~ん!! いたんだ~。せっかくだから一緒に座ろうよ~」
私の事を一つも見ずに、その女は言った。
わたしはその瞬間だけでも、背筋がぞーーーーーぉっとしたけど、取り合えず私は平然とした顔をしておいた。
だってさ、一緒にいる人に挨拶とか普通してこない??
なんていうかチョー変な女って思った。と同時にこいつはやばい奴だぞ、とも思った( ;∀;)
T子はちょっと嫌そうな顔をしたけれど、そんな事おかまいなし。
「わたし、あっちに座っているからあっちに移動しよ~よ」
へ???!!!!私たちが移動するの?
私は、超超超悶絶苦笑もんだけど、ちょっとした冒険心でこの女どんな女だろうって思っちゃったのよね( ;∀;)
だから私から、T子に「いいじゃん。あっちに一緒に座ろう」って言ってしまったのである!!!!!
T子は私の冒険心の様な顔を見て肩の力をふっ抜いて気を落とした感じだったけど、私たちは食後のコーヒーを持って、サイコな女が座っているところに移動したのよ。
コーヒー持った私たちが座るか座らないかぐらいの時から、そのサイコな女Mはず――――――っとしゃべりっぱなし。
トーク攻撃されているT子は時々相槌を打つだけ。。。。
当の私はというと、、、、、
あのサイコな女!ほんとに私の事を全然視野に入れないのよ。
自分の座っている席に呼んでおきながら、T子と一緒にいた私と一回も目を合わす事なくしゃべりづづけるM美。
なんていうか。T子と二人きりの時間を過ごしていますみたいな。
私の存在は無視かい(;^ω^)
まあいいけどさ。
あなたの変人的な行動や言動とT子の嫌そうな顔を見ているのは結構楽しませてもらってるから。
ごめんねT子(^^♪
機関銃のように話しているサイコな女Mの話しを、T子が突然遮った。
「あのねM美。紹介するね。17年くらい友達のHさん。年上なんだけど仲良いの」といって私の事を紹介し始めたT子!!
来たぞ来たぞ
サイコな女Mはどんな事を話してくるのか。
私はT子に紹介されたので普通に「Hです。T子とも長い付き合いで~」みたいに軽く自己紹介的な話をしてみた。
普通の話題しかできない私の自己紹介に飽きたのか、
そのM美は私が話してる途中で
「あ!!!!思い出した!!私Tちゃんにお金借りていたんだ。今やっとかないと忘れるから今返していい??」
( ;∀;)私の話しを遮って、T子にお金返す話し?????
ひーーーなんだこいつ‼‼‼‼‼
お前大丈夫か!私は初対面だし、しかも年上だけど???
しばいたろうか
私はT子の嫌そうな顔の意味が分かった気がしたww
「あっ( ;∀;)ああ、どーぞ」
私は答えた。
サイコな女MとT子のお金のやり取りを5分くらいじーっと横で見ていたんだけど、そのやり取りが終わってサイコな女Mは、私に言った。
「はい、つづきをどーーーぞ」
お前ヤバいぞその頭。
大丈夫か!!
普通しゃべれるか!!っていうか失礼だよね怒
やっぱり先ほどの席に戻っていーですか
私の顔は、たぶん目は笑って口は引きつっていたんじゃないかなw
そのサイコな女はその後自分の好きなことだけを、ベラベラベラベラとしゃべって40分くらいで、「じゃ!私行くとこあるから」と言ってプィっと帰っていった。
正味40分くらいだったと思うけど2キロくらい痩せたようなそんな疲れがどっと押し寄せてきたw
M美。
お前さんをサイコな女と名付けよう。
しかしもう二度と私の前に現れんでくれ。
となりに座っていたT子を見たら、T子も疲れて放心状態のようだった。
ごめんねw