ニュアンスの伝え方
早速の投稿です✨
しかも超長文💧(覚悟して下さいね😅)
ヤル気満々なのは良いけど
『続けるなら気負うな』と自分に言い聞かせて…
イキナリですが、日本酒を取り巻く環境には
ザックリ3っつの『棲み分け』があると思っています
『造り手』『呑み手』そして…
『伝え手』
要するに
『造る人(蔵の方々)』
『消費者』
『間に入る者』
『間に入る者』とは
『流通業者(運ぶ人)』
『提供者(酒販店、飲食店、等の従事者)』
僕は『提供者』ということになります
『雨垂れ石を穿つ 日本酒BAR』にはメニューが存在しません
何故このstyleに至ったのかは、別の機会にお話するとして…
お客様の嗜好を伺い『問診』により『お好みに合わせた』日本酒を提案していくstyleなのです
ここで『提供者』である僕が、最初に行うのが
『ニュアンスの共有』
です
コレが、スゴく難しくもあり『最高に面白い』のです🎵(*´∀`)
『この為に店をやっている』
と言っても過言ではないくらい
僕にとっては、本当に楽しい一時なのです
『ニュアンスの共有』とは
『どういう感じが好き』で
『どういう感じが苦手』かを
『問診』によって炙り出していく作業です
『共有』する為には『ニュアンスの擦り合わせ』が必要になります
この時、僕が心掛けているのは
『具体的』で
『分かり易い』言葉を使うコト
ここで『ニュアンスの伝え方』を誤ると『擦り合わせ』は困難になり
『共有』は不可能になります
『ニュアンスの伝え方』で、多くの提供者が、特に
『利酒師』が、犯しがちなのが
『成分での説明』や
『ザックリした表現』で共有したつもりになってしまうコト
『カプエチ』とか一般の方は『❔』ですし
『スッキリ』とかも、人によって思い浮かべるニュアンスは違うのです
一般の店であれば、次々とお客様を捌かなければいけないので
ジックリ問診する訳にはいかないでしょう
しかし、実際僕は、繁盛店でこの方法を確立したのです
『トロい』僕が出来たのですから
他の方々が出来ないハズがないのです(´・ω・`)
少し話が脱線してしまいました💧
『ニュアンスの伝え方』で重要なのは
『直感』で共通の『味&香り』が浮かぶワードを
『端的』且つ『正確』に投げ掛けられるか…
というコトに尽きます
難しい様で、実は容易いコトな気がします
ヒントは…
『造り手』側で日本酒を捉えるのではなく
『呑み手』寄りで考える…ってコトですかね✨
まぁ、偉そうに語ってますが
偶に最後まで『共有』出来ずに終わってしまう方もいて
そんな時は落ち込みますけどね( ̄▽ ̄;
それでも『共有出来た時の悦び』は
同じ『映画や音楽で共感出来た時』のように、最高に
『気持ちの良い瞬間』
であり、その快感が忘れられず、今夜も問診してしまうのです✨(*´∀`)
おしまい