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焼き小籠包の歴史を調べてみた
こんにちは。
焼小籠包ドラゴンです。
焼小籠包ドラゴンで提供している「焼き小籠包」ですが、上海にルーツがありドラゴンのオーナーが上海で仕事をしていたときに夜市を食べ歩いていて出会ったのがきっかけでお店を開いています。
焼き小籠包の歴史
その焼き小籠包の歴史を調べてみると、焼き小籠包のルーツは正確に記されたものが存在していないようです。
ウィキペディアには
冷えてしまった肉まんを焼いて暖め直したのが始まりと考えられ、起源はたどりようがないが、茶館などでわざわざ焼いて出すために作るようになって、100年以上の歴史があるといわれる。上海では1930年代に、すでに多くの店で提供していたが、羅春閣のものが特に名高く、当時は鶏肉でつくるものも好まれた[3]。
周旺編、『中華風味小吃 傳説与烹飪』p219、2010年、北京・化学工業出版社。
と記載されています。
また、池袋、中野にお店を出されている「」さんのサイトには
焼き小籠包の由来について諸説がありますが、一説によるとその起源は200以上前の清・乾隆朝に遡ることができます。
史料の記載によると、乾隆16年(1751年)2月、乾隆帝は上海一帯を視察した蔡に、上海の地方官僚に上海のご当地美食を案内するように依頼して、当時の上海県長官に「祥雲飯荘」という老舗を案内され、皇帝が普段住んでいる北京にない点心として出されたのは焼き小籠包でした。
それを食べた乾隆帝はその味を大絶賛し、北京の宮内厨房にも作り方を教えてほしいと頼みました。以来、焼き小籠包は上海地方で庶民に大変親しまれるソウルフードとしての地位が確立された。
1900年代前半から上海に至るところにある「老虎杜」という熱湯屋に朝食屋も併設されて、そこの主力商品はまさに焼き小籠包でした。
と、記載されています。
永祥生煎館さんのオーナーは中国出身の方のようですので中国に残っている文献から調べられたと考えられます。
現在時点ではこの2つに沿った内容しか見つからないので
(どなたかより詳しい情報を知っていたら教えてください)
この歴史を踏まえますと
・1751年に焼き小籠包は存在していた
・上海で広まったのは1930年頃(1900年代前半)
となります。
もう少し歴史を辿ってみると乾隆16年(1751年)というのは中国が清の時代なのですが、清の歴史は長く1644年 - 1912年まで続いた王朝です。
その中でも乾隆帝が治めていた時代が1736年 - 1795年。
1736年 - 1751年の間にはじめて作られたのか、それともその前から存在しているのか。現時点では不明ですが少なくとも1世紀以上、焼き小籠包は中国で長く愛されている料理の一つということのようです。
上海で広まった焼き小籠包。その後、中国全土、台湾、香港などに広がっていったとのことで、日本では2010年に上海万博が開催されたときに注目されたそうです。
ということで
焼き小籠包の歴史の詳細は不明ですが、1世紀以上も長く愛され続けられているのですね。
焼小籠包ドラゴンでもオーナーのこだわりと想いが詰まった焼き小籠包をこれからも提供していきたいと思います。