アルセウス日記 1日目
「光」に話しかけられるところから物語が始まる。
突然英語で話しかけられる。
言語設定のミスを疑ったが、「今回の」博士はそういうキャラらしい。
たしかに少しズレてる研究者の方がソレっぽい。
いつの時代も、どこの世界でも
「何かを変える人」とはそういうものだ。
ぱっと見ズレているのだ。
きっとこの博士も何かを成す人なのだろう。
オーキド博士はポケモン図鑑を作り
ウツギ博士はポケモンのたまごを発見。
その後の博士のことはよく知らない。
多分メガシンカとかダイマックスとかだろう。
知らん。
博士が言う。
「ポケモンは怖い生き物です」
これが本作のテーマだろう。
間違いない。
なんの情報も無ければ
キャタピーもビードルも怖いよ。
あいつらデカいもん。
そういう世界ということだ。
流れるままにストーリーを進める。
今作の相棒(御三家)を決めろと言われる。
とはいえ、僕は知っている。
彼らが進化した時にどうなるか
対戦環境でどのような性能になるか、を。
嫌な大人だ。
ポケモンSV対戦環境という乱世に彼らを連れ出した時に活躍できるか。
そんなしょうもない事を思ってしまう。
御三家の進化系で活躍するのは、間違いなくダイケンキである。
ひけん・ちえなみ にはそれだけのパワーがある。
選べない。選ぶことができない。
将来的に強くなるから。
それだけの理由で相棒とすることができないのだ。
そう。
ミジュマルに、ダイケンキに対する熱がないのだ。
「過去育てたことがない」という理由で選べないのだ。
逆に、だ。
モクローに関しては通常版でもどんなポケモンなのかを知らない。
なんかイジられてる事しか知らない。
そういう訳で、消去法にて相棒が決まった。
ヒノアラシとヒスイ地方を走り回る事を決めたのだ。
消去法で。
スカーフを巻けないバクフーンとヒスイ地方を走り回る。そう決めたのだ。
無事、試験に合格してギンガ団に入団した。
ミッションを待ったが与えられない。
なんか広大な土地で自由時間をもらった。
ゲームの仕様をよくわからないまま。
ポケモンを倒し、捕まえまくった。
ポニータを捕まえた直後のこと。
聞き覚えのある「イナナキ」が聞こえた。
辺りを見渡す。見渡した。
ギャロップがいる。
「催眠ドリル両刀」で世界を震撼させたギャロップだ
が、デカい。
デカいんだ。
デカくて、目がギラギラしてて、イナナキ、走り回ってる。
ポケモンに触れて20年以上経っている。
ギャロップも同じように、初代から活躍している。
20年の中でギャロップに恐怖したのは初めてだった。
逃げる1択だった。
違う。「見つからずに」逃げる1択。
岩陰に隠れる。
近くにいたポニータを捕獲する。
そっと後退する。
近くにいるポニータを捕獲する。
バレてないか確認する。
博士の言葉を思い出す。
「ポケモンは怖い生き物です。」
ほんまに怖いやんけ。