今年(厳密に言えば今年度)で25歳になり、大卒にとっては新卒3年目となる節目の年。そんな年になった自分がふと仕事の休息としてSNSを開くと誰かが結婚し、誰かが子を授かっている。 第一次結婚ラッシュ。 とても素敵な事で、尊い事で、心の底から幸せを願っているのだが、時間の流れや積み重ねてきた年齢を振り返り、ふと我に帰る。 自分は誰か相手の人生を 背負えるほどの覚悟を持ててるのか、 背負えるほど利他的なのか、 背負えるほどの財を成してるのか、 背負えるほど自分に自信があるのか。
私は、信長という名前の男だ。私は、日本の大手IT企業の社長だ。私は、世界を変えるという野望を持っている。私は、自分の才能とカリスマ性で、多くの人々を惹きつける。私は、自分の敵と思う者には、容赦しない。 私は、今日も会社に出勤した。私は、自分の部下たちに指示を出した。私は、自分のプロジェクトの進捗を確認した。私は、自分のパートナーと交渉した。私は、自分のライバルと対決した。私は、自分のビジョンを実現するために、全力を尽くした。 私は、昼食の時間に、自分の秘書に呼び出された。
もうすぐ中学3年生になろうかという男子が起こしたある出来事。それをできるだけ事件風に振り返ってみる。 事件が発生したのは、2014年3月未明。 まだ寒さが残り、人々は春の訪れを待っているような季節だった。 容疑者である男子中学生もその1人だった。 そうだな、、その容疑者をRと呼ぼう。 Rは、もうすぐ受験生になることを忘れ部活動に打ち込み、休日は友人と自転車で出かけた。 ある休日、Rは友人といつものように自転車で外に出かけた。いつもと違ったのは明確な目的があったということ。
ーーーお母さん、ごめんね。 僕は地元の大学に通う4年生で、実家から通っている。 卒論に就活にバイト、これまでかというほど忙しかった。 「今回の採用は見送らせていただきます。」 特に就きたい仕事もなく目標を持たずに学生生活を送ってきたツケが回ってきた。 どの企業を受けたとしても志望動機も中途半端、学生時代頑張った事なんか無いから言えない。 僕は常に焦りと憤りを感じていた。 「あんたを逃すなんてその企業見る目ないわね!」 そう明るく励ましてくれるのは、母だ。 僕は母子家
「あれってなんで〜〜なんだよ」 「もっと○○すればいいのに」 生きていると世の中にあるものや起きたこと、人間関係などに自然と不満を持つ。 しかし、思うだけに留まる事が多く、それを声を大にして主張する者はいない。もし自分が思っていた事を言っている人が居たとしても、「この人が言ってくれてるから自分は言わなくていいや」なんて考えている。 反町隆史は言いました。 「言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON」 声を上げていかないと意味がない。 「どうせ私なんて」じゃ
力が強くて皆んなを守れる男。 男なら誰でも憧れる人物像であり、 でもほとんどの人が成し得ない。 だから、男はめちゃくちゃ頭の中で皆んなを助けてる。 クラスにいる冴えないアイツも仕事先でよく怒られるアイツも皆んなだ。 そして、みーんな勝ってる。負けた事がない。 皆んなが10000戦10000勝無敗。 でも、みんなそれを絶対に言う事はない。 恥ずかしいから?変な奴だと思われるから? 違う! 「現実は話が違うやん」 実際にその場面に遭遇した瞬間、頭の中で数万回行ってきたシュ
「本日は記録的な大雨となるでしょう」 テレビから聞こえてくるその声を聞いて 一気に学校に行くのが嫌になった。 「だから雨は嫌いなんだよ。」 彼が通っている高校は、電車とバスを使っても自宅から 1時間半かかる所にあった。 しかも今日は記録的な大雨、どっちも遅延したら学校に間に合わなくなる、しかも今日は定期試験最終日。 彼は成績優秀で志望している大学の推薦も今のままであればもらえるだろうと言われていた。 今まで同じでいるためには、今日の試験はとても大事な事は自分が1番分かって
「そういえば〜〜って」 「そういえば〜〜さ」 会話の途中で展開を盛り上げる時に使う5文字。 使い方によっては場の空気を冷めさせる事もある。 そんな「そういえば」が急に頭によぎる事がある。 高確率で良くない事だったり恥ずかしい事。 最近急に頭によぎった「そういえば」をここに書いて 昇華・消化したいと思う。 「そういえば運転免許の学科試験1回落ちたな」 「そういえば習ってた少林寺拳法何も言わず辞めたな」 「そういえば自分のせいで折れたラケットめちゃくちゃ友達のせいにしてたな
昨日の夜、友達から一通のLINEが来た。 「いい感じだった子に彼氏出来たらしい」 全く納得できなかった。 その友達は、その子と週末飲みに行ったり出かけたり 夜散歩したり朝まで映画観たり。 恋人未満とはまさにこの事じゃないか!と思うほどの 関係だった。 しかし、昨日いつものように一緒に呑んでいる最中に「彼氏が出来た」と告げられたらしい。 友達も俺も、男女の友情は成立する派だ。 これは断じて言える。 でも、共同作業や体験の共有にはある程度 制約があると思っている。
上京して7ヶ月。 なぜこんなにも友達が出来ない。 もちろん原因は分かってる。 週末は家から出ずにひたすら配信サービスリレー。 リレーならまだゴールがあるからいい。俺はない。 Netflixに始まり、Disney+、アマプラ、Abema、 U-NEXT。 これを行ったり来たり、歩数0。 この地獄のような週末が嫌になってくる。 本当はカフェでケーキ食べたいし、映える写真も撮りたい。TikTokとかインスタのリールで流れてくる話題のスポットとか全部行きたい。とにかく外に出たい。 1