【磁石ボクシング対決】磁石の反発のような拳四朗か、磁石のくっつきのような京口か?
京口vs拳四朗、いよいよ11/1に迫ってきました。
私の予想は「拳四朗の判定勝ち」
応援したいのは京口なのですが、両者の相性的には拳四朗に分がある。
よりスタイルがくっきり際立っているのが拳四朗。
あの磁石で反発するような距離感の良さをインファイトで攻略するのはなかなか難しいし、矢吹戦いでインファイトでも対抗できる力強さに自信を深めています。
対する京口は、磁石でリングに張り付いたような下半身の安定を軸にインサイドワークとコンビネーションに長けたボクシング。例えるなら、ロマゴンに近いと思います。特に、辰吉直伝の左ボディは強いですね。
両者の大きな違いはフットワーク。
動きながらパンチを打てるのが拳四朗で、足をガチっと止めた状態で力強いコンビネーションを打つスタイルが京口。
両者とも、お互いのスタイルは想定済み、いろんな対策を練っていることでしょう。
となると、トータルの技術総合力と対応力が勝負を分けると思います。
京口が中に入って打ちたい場面で、すでに拳四朗がそこにいない。一発目が当たっても次が続かない、左ボディには右を合わされる、という場面が想像されます。
そして、その合間をコツコツとジャブでコントロールされ、フラストレーションを溜めた京口が、場面を打開できずにズルズルと12ラウンドが過ぎていく。
KO決着はないと思いますし、おそらく打ち合いにもならないと思います。
拳四朗の技術が京口を完封する。
京口が勝つなら、虚をついた短期決戦しかないと思います。