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授業はすぐに手をあげよう〜10代のアナタへのメッセージ

僕は、よしもとNSCという学校でお笑いの講師をしています。そこでは、たくさんの芸人を目指す人たちに「すぐに手を挙げろ!」とよく言います。これは、特にひな壇と呼ばれるテレビの収録現場でとても大事なことなんです。ひな壇って、芸人さんがたくさん座って、司会の人と一緒にトークをする場のこと。でも、ここでは手を挙げて発言しないと、自分の存在感がゼロのまま終わっちゃうことがあります。

例えば、ひな壇で「夏休みの思い出って何かありますか?」と司会の人が質問したとしましょう。このとき、「何か面白いことを言わないと!」と考えすぎていると、結局手を挙げられないまま、他の芸人さんに話を取られちゃうんです。でも、すぐに手を挙げれば話すチャンスがもらえます。そして、もし自分が何を話すか迷っても、司会や他の芸人さんが助けてくれることが多いんです。だから、「完璧にしなきゃ」と思わずに、まずは手を挙げることが大事なんです。そうやって手を挙げて参加していくと、だんだんその場が楽しくなってきます。

これって、学校の勉強にも当てはまります。授業中、先生が質問をしたときに、「間違えたらどうしよう」と考えてしまって、結局手を挙げられなかったことはありませんか?でも、間違えても全然問題ありません。例えば、先生が「この数学の問題、わかる人いますか?」と言ったとき、勇気を出して手を挙げてみましょう。もし黒板に呼ばれて、答えが全然わからなくてもいいんです!そのとき脳は「どうしよう」と少しドキドキするかもしれませんが、そのドキドキがワクワクに変わることもあります。そして、その経験を繰り返しているうちに、「間違えても大丈夫なんだ」と感じられるようになります。

逆に、「間違えたら恥ずかしい」と思って手を挙げないと、どんどん勉強がつまらなく感じてしまいます。脳も「楽しくない」というマイナスな気持ちになってしまいます。でも、手を挙げるだけで「ちょっとやってみようかな」というワクワク感が生まれるんです。

だから、迷う前にまずは手を挙げてみましょう。学校でもテレビでも、行動を起こすことで自分の未来が少しずつ変わっていくんです。

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FUJIO
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