敷衍
イタリア旅行を楽しんでいる後醍醐先生からメールが届きました。先生から許可が出ましたのでそのまま転載いたしますね。
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敷衍(ふえん)というのは文章をよりわかりやすくするため補足をするなどして文章を詳しく書くことですが僕は単純に考えてまして、要はカルピスだと。(笑)
原液を水で薄めて量を増やす。
例えば夏目漱石の「我輩は猫である」の中で猫が近所の銭湯に行くシーンがあります。
「吾輩は銭湯なるものを見た。まことに奇妙な場所だと感じた」、これがカルピスの原液だとすれば漱石はこの原液を敷衍して数ページにわたり銭湯のシーンを面白おかしく書くわけです。
僕も日常的に敷衍を行っています。名前から発想することが多く、何か面白い名前を考えつくと、その人に何をさせたら面白いかと考えるわけです。
まあそんな感じで毎日創作活動を楽しんでいますよ、ではまた。