★野球愛好者(16)

12球団の親会社がどのような業界なのか。そして経営不振などの理由により親会社が変更になったのはどこか。

★印は1950年以降、オーナー会社が変更になったチームです。

~セ・リーグ~

巨人(新聞社)
中日(新聞社)
阪神(交通)

★ヤクルト(飲料販売)→もともとはJR(当時は国鉄)が経営していた。その後、フジ・サンケイグループがオーナーになったが最終的にはヤクルトが買収した。 

★DeNA(IT)→昭和時代は大洋ホエールズ。すごく弱かった。(笑)

広島(表面的には市民球団だが実質的にはマツダ)

~パ・リーグ~

★日本ハム(食肉販売)→昭和時代は東映という名前で、けっこう人気があった。「喝!」でお馴染みの張本氏は東映の主力選手だった。

★ソフトバンク(携帯電話など)→昭和時代は南海。故・野村監督が大活躍した。

★ロッテ(食品販売)→昭和時代は毎日新聞社が経営していた。

★オリックス(金融)→昭和時代は阪急。強いチームだった。上田監督が有名。

★西武(交通)→昭和時代は西鉄。かなり強いチームで豪快な選手がたくさんいた人気球団だった。

楽天(IT)→近鉄球団消滅によりパ・リーグに一つ空席ができた。紆余曲折あり、最終的には楽天が権利を取得。

この歴史を見るとオーナー変更はパ・リーグの球団が多いですね。野球中継はほとんどないし、球場はガラ空きだし、球団経営はかなり厳しかったのではないか。人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグと言われていた。

日本一の金持ち会社であるトヨタが球団を持たない理由については過去、いろいろ推測記事が出ていましたが本当のところは分かりません。トヨタは愛知なので、もし中日新聞から依頼があれば中日ドラゴンズを買うかもしれませんね。でもトヨタ経営陣の、(宣伝広告についての)関心は国内ではなく主に海外に向いているような気がします。日本はこの先、人口が増える見込みが全くありませんから。

楽天球団が誕生したきっかけはホリエモンですね。球界のドンだった読売の渡邉恒雄氏(通称・ナベツネ)がホリエモンを敬遠したため、彼は球団オーナーになれなかったのです。一方、一橋大学を出てMBAを持っている三木谷浩史氏を、ナベツネは好んだ。

ナベツネはビジネスエリートが好きなんでしょうね。DeNAの南場オーナーを「面接」したときも、ナベツネは「彼女はMBAを持っている」と褒めたたえた。どうやらナベツネはMBAに弱いらしい。(笑)

自分自身も東大卒ですからね。東大を中退したホリエモンについては「不真面目な奴。信用できない」と判断したのではないか。

僕が注目しているのはDeNAの野球ですね。球場にお客さんを呼ぶ努力が素晴らしいと思います。

【DeNAが経営する横浜DeNAベイスターズでは、池田純氏による経営再建が成功しました。池田氏は、従来のやり方に囚われない手法で、野球場を「皆が集まる楽しい場所」に変革し、ライト層を取り込みました。

横浜DeNAベイスターズは、2011年12月にDeNAが親会社となり、現在の名称となりました。

横浜DeNAベイスターズの経営再建の立役者である池田純氏について、その取り組みを紹介します。

プロ野球史上最年少の球団社長として就任

マーケティングに強みを持ち、大手広告代理店時代には「ハバネロ」ブームの火付け役を務めた

野球観戦の顧客を増やす施策として、オリジナルビールの販売やイニング間の演出や音楽で、野球の試合以外も楽しめる仕掛けを作った】(Google AIによる説明)

池田氏は現在、社長ではありませんが、彼のDNAがまだ残っているのなら横浜ベイスターズの野球はまだまだ大丈夫、と言えるかもしれません。


 

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