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いつもの君

「君みたいだね」

真夏の青く澄んだ空

遠くに見える吸い込まれそうなほど大きな入道雲を見て僕は言う

「どうゆう意味よ?」

怪訝な顔をこちらに向けながら彼女が言った


彼女とは幼馴染だ、物心つく前から一緒にいたと

母さんが言っていた

彼女は気が強く、いろんな表情をする子だった

子供の頃はよくケンカをして

その度に僕は母さんに泣きついていたらしい


月日が経ち高校生になった僕ら

彼女は女子陸上部の部長で、小麦色に焼けた肌が健康的だ

相変わらず勝気な性格とコロコロと変わる表情は

見ていて飽きないなと内心微笑ましく思う


子供の頃から一緒にいるが、この頃女性らしくなっていく彼女に

惹かれていた、それでも気づかないふりをしていた

活発な彼女と消極的な僕

住む世界が違う

このまま幼馴染のまま入れるだけで幸せだ


いつものように帰り道を歩いていると

「アイスでも食べようよ」と彼女が言う

「そんなに甘いもの食べてると太るぞー」と茶化して言うと

「走ってるから大丈夫ですー!」と膨れた顔で言った

近くの駄菓子屋でアイスを買い半分に割って

公園で食べる、アイスを美味しそうに頬張る彼女の横顔を見て

綺麗だな、なんて思いながら

遊んでる子供たちを見て

昔のことを思い出していた

口の中に広がる涼やかなソーダ味を感じながら

遊ぶ子供達をぼーっと見ていたら

「あのさ、あんたのこと好き」

時が止まった気がして頭が真っ白になった、

突然のことに驚きを隠せない

「え、冗談?」

誤魔化そうと茶化してしまった

彼女は少し残念そうな顔をしてから

すぐ僕の顔をキッと睨み

「冗談だと思ってんの?」

そんなわけがない、君が言う冗談にしては

ありえない切り口すぎる

「ごめん、違うんだ」と僕が言うと

「じゃあ、なんなのよ」と泣きそうな顔でこちらを見ている

「僕も好きだよ」

「嬉しい」そう言った彼女の表情は忘れない

真夏の空に浮かぶ入道雲を見て

「君みたいだね」

「どう言う意味よ?」

クスッと笑って知りたそうな顔が可愛くて

秘密にしておこうと思った。




おはようございます!!!

今日は気が向いたので2本書きました!

相変わらず思いつきで書いてるので構成や細かいとこは

あれですがそこはご愛嬌!だと思って甘やかしてください!

これからもっと素敵な文章が書けるようになりますから!!

文中でてきた入道雲ですが

夏によく見られる雲で、昼間と夕方では

表情がかなり変わり、大雨を降らせたりする雲で有名みたいです!

活発で表情がコロコロ変わる彼女と入道雲、僕的にはいい感じかなと

思ったんですが、いかがでしたでしょうか?

昨日の仕事中に入道雲を見てこれで何か描きたいと思い書いてみました!

コメントどんどんお願いします!

もっとこう言うのが良かった、ここ好き!

などなど思ったことなんでも書いてください!

よろしくお願いいたします!

それではおやすみなさい。



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