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238DAY -カップ麺が値上げするらしい-
どうもご無沙汰しております。最近ふとネットニュースを見ると、日清がカップ麺の値上げをするとかなんとか書かれていて、ウクライナのこともありかなり素材の高騰が進んでいることがうかがえている。去年に続き、二年連続で値上げをしたカップ麺だが、現状よりおおよそ10%くらい値段が上がるという。
なんかこうして人類の限界をひしひしと感じるのも心が痛い。余裕があれば値上げなどしないはずだから、逆説的にこれは食品業界の余裕の無さを表している。昔から日本は輸入が滞ると危ない国だと教えられてきた。それが今になって身をもって実感できている。
日本では賃金は上がらないのに物価が上がっていく。もちろんそれで企業の売り上げが改善され、経済にもフィードバックされればいいのだが、フィードバックは決して即効性のあるものではない。つまりこの苦しい状況はすぐに変わらない。今までの生活水準を維持したい我々からすれば、徐々に限界が迫ってくることになる。
少し前に地球の限界について話したが、今回の値上げはそれを身近に暗示していると思う。カップ麺という最もポビュラーな存在の変化は、われわれの想像を安易にさせてくれる。
自分は単純に言って死にたくない。みんなそう感じる。だからこそだれしもが、極論してしまえば自分だけ安定した人生を送りたいと願う。そして今の問題を次世代に丸投げし、それが時と共にどんどん積み重なってゆく。まるで高度経済成長期の日本が公害病の可能性を見て見ぬふりしたがごとく。そして今、環境破壊を引き起こす大量生産の世の中も次世代へと引き継ごうとしている。負のスパイラルが加速する中、あなたは何をするべきか。人類に求められているのは結局そこなのだ。
と、こんな偉そうなこと書いているが、俺はイーロン・マスクとは違って一介の高校生なので、上記の文はあくまで個人の一意見として捉えてください。