プロ講師を有効に活用するには?Part1ご家庭・生徒との相性 

 これまで、このnoteを書き始めて1年と10カ月、どちらかと言えば、プロ家庭教師の豊富な経験を元に、生徒様やご家庭の立場に立って、縷々述べて来ました。そろそろ、今度は教える立場から、プロ講師を有効に活用するために、ご家庭や生徒様に求めることも書いてみたいと思います。

 なぜなら、プロ家庭教師会社は「私どもにお任せ下さい!」と、講師と
生徒様・ご家庭には相性があることを踏まえた上で、ダメなら講師チェンジで済むから(余程、ご家庭から信頼を損ねるようなことがあれば、別ですが)、ご家庭に注文付けたりしません。月30万円、大金が必要ですけど、ね。

 「相性がある」、のは、例えば大手のTプロ家庭教師会社の面接では、相性が合わなかったことは無い、と断言すると、面接で落ちるのです。どんなに素晴らしい技と豊富で高度なスキルがあっても、人間ですから、合わないことはあり得ます。

 そこは、就職や結婚と同じです。第一志望で、胸を膨らませて就活を終えたはずだった私のゼミ生に、新人でGWには3社目の会社に勤めている、と聞いた時にはビックリしましたが、現在、やりがいのある仕事で自己実現を図っています。定年まで同じ会社、という方が珍しいかも。また、かつて憧れの人と幸せな結婚をできたはずだったのに・・・離婚はもう珍しいことではないですよね。

 プロ家庭教師と生徒様・ご家庭の関係についても、同じことが言えるのです。つまり、マッチングです。折角プロ講師にお願いするなら、学習効果、つまり成績が向上し、志望校に合格でき、その学校で良いパフォーマンスができる方が良いに決まってますよね?

 これから、何回かに分けて、プロ講師の立場から見た、ご家庭との連携の在り方について、書いてみたいと思います。もちろん、これは私見ですから、そうではない、というプロ講師の方もいらっしゃるかもしれませんが。

 また、時間の経過に従って関係性も変化する、という時系列の視点も、実はかなり重要です。それも、長年やっていないと書けないことだと思いますので、高2から家庭教師を始めた私だから書ける、ことがあると良いな、と思っております。

 お楽しみに❣

 


 

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