生徒が生命危機の日、教員達が忘年会!校長が生徒の命より大切な用は,TV出演!? Part3

 ちょっと変わった教育方針でTVではしゃいでいる暇があったら、そのS区立小学校長は、部下である教諭の監督不行届きだし、担任は職務放棄だし!

ご両親が 怒り心頭で来校したのに「用があるから」副校長と担任に任せて同席しなかった、校長。保護者や児童の反対の声も虚しく、突然「宿題廃止、テスト廃止、通知表廃止!」で、NHKにもSNSでも、出演が忙しいのです。
 
その主張は、個性や主体性を大切にする、とか言ってますが、その教育体制や論理的裏付けがまるで無し!大体、義務教育を受けさせるのは日本国民の義務、と憲法でも謳っているのに、隣の小学校なら評価を受ける基礎教育がないって、不公平だし、単に教諭の仕事を楽にさせてあげているだけでは?
 
何か新しい改革をやろうとすれば、一般論として、必ず何か犠牲になり、副作用が出る。これは教育に限りません。ゆとり教育は天下の愚策だった。
郵政民営化したら、郵便事業は劣化、簡易保険事業では厳しいノルマを課して、大きな問題になったことも記憶に新しい。

私は、必ずしも「学習指導要領」が全て正しいとは思いません。しかし、隣の小学校に行けば教えて貰えたはずのことも、その校長の小学校ではやってくれないなら、同じ税金を払いながら、不公平です!第一、そんなにやりたいのなら、自分で私財を投げ打って、その教育方針に賛同する保護者と児童の私塾でやるべき。税金で賄われる公立小学校でやることではありません。

ただでさえ、公立小中学校の教諭の質・量共に不足している事態に、個々の生徒の自主性なんて、集団授業で伸ばせると思いますか?思い上がるのもいい加減にして頂きたい!被害者は、そこに通う児童たちです。

 時の経過と共に、段々私の生徒が頭を打つ怪我をさせられた時のことが判りつつあり、その生徒が気付いたら、保健室で寝かされていて、隣の担任の教諭が、保冷剤で怪我した部分を冷やしていたとか。当然その女教諭は、後はクラス担任がやると思っていたでしょうし、当然校長にも報告したはず。

 それなのに、その校長は忘年会を延期出来なかった。TV出演などで浮かれているから、大切な生徒の生命の危機の日に、忘年会の中止も教諭達に命じることができない、リーダーシップが取れないってことでしょう?キャンセル料金が掛かるから?区教委にも報告せず。信じられない!

 教育は、生きていく為に大変重要なのです。ただでさえ、資源の少ない日本。まず、子どもが教えられなければならないことは、国際紛争が続く中、
食糧自給率が、たった25%,だってこと。もし戦争になったら、必要なのは、
防衛費等より食料。フランスでは125%だから、国内で生産される食料で国民は食べていけます。しかし、日本は兵糧攻めに遭ったら、すぐに白旗。農業振興は大きな課題です。

 更に言えば、ロシアに侵攻され、ウクライナ難民が困っているのは、言語が通じないから、仕事に就けないこと。日本語だけでは、世界で仕事できない。だから、国に何かあったら、絶対英語は必要!

 かつて文科省が「生きる力」とか、訳のわからない標語を使用していましたが、本当に必要なのは、人口減少よりも、今の子どもが有事に生き抜ける力を涵養してあげることなのでは? 資源のない日本に1番重要なのは教育。

 次回は「小学校の集団授業で個性を伸ばせるか?」について書いてみたいと思います。

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