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【本日のTips】アジサイ中毒

ハイライト

アジサイ中毒とは?

アジサイは梅雨の時期に花を咲かせる観葉植物です
葉や花にはシアン配糖体が含まれています これが体内でシアン化水素(HCN)に変わることで中毒を起こすと言われています
ただし毒性成分に関しては現在検討段階で、アルカロイドによる中毒の可能性も残っています
アオジソと誤認されて食べられてしまうことがあります
アジサイの葉は苦みが強いので吐き出すこともあります

症状は食後30-40分ほどで見られます 
嘔吐やめまい、顔面紅潮といった症状をきたします

アジサイ中毒の治療

特異的な治療はありません。
現在シアン化合物による中毒は否定されつつあります。
基本は対症療法で軽快しますが、大量摂取時にはほか中毒と同様に全身管理を行います。

参考文献
厚生労働省. 「自然毒のリスクプロファイル:アジサイ」.

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