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28 部活における教育

やのちん です。前回の続きからお話しします。

前回は情報編集力について深掘りしましたが、

情報処理力、基礎的人間力についても触れておきます。

サッカー部活におけるこの3つのチカラは

基礎的人間力 
体力やボールタッチ、スプリントの基本的技術や、忍耐力、集中力
→サッカーを行う上で最低限必要な能力
情報処理力
練習の時に学んだ連携プレイ、フェイント、試合のポジションごとの連動
→その場で瞬間的に判断する能力
情報編集力
ハーフタイムや試合中でのコミュニケーション、試合後の振り返り
→答えのない議論を繰り返し、自分たちの結論を見出す能力

という感じです。

サッカーにおいてはどれも必要な能力ではありますが、中でも欠如している能力はこの情報編集力ではないでしょうか。

基礎的人間力、情報編集力のみに囚われ、

授業終わりにはすぐに練習に打ち込み、走り込みを行うことで基礎的人間力を養い、

試合を想定した練習を本番の試合で瞬時に思い出し、試合を優位に進めるために情報処理力(体に染みつくくらい練習し、処理力を向上させるイメージ)を養う。

私たちの高校では試合に勝つためにひたすらこの2つの能力を向上させてきましたが、果たして情報編集力は必要ないのでしょうか。

私たちは必要であると考えました。
そしてこの3つのバランスは必要であると思うので、

イメージとしては、

私たちのアプリを導入する前の高校の部活
基礎的人間力;情報処理力;情報編集 = 5 ; 4 ; 1

          ↓

アプリ導入後
基礎的人間力;情報処理力;情報編集 = 4 ; 3 ; 3

になって欲しいという願いです。

ターゲットは進学校の高校生なので、試合に勝つために効率的に頭脳を使って試合を優位に進めることを重要視してほしいという願いもあります。

強豪校と対峙する際には相対的に部活に当てられる時間は少ないので、どこかで優位性を見出すためにはこの情報編集力が必須だと思います。

この話は2020.4.7のものです。

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