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「令和6年能登半島地震」の原因とこれからの予測

こんにちは。関東の方は台風が来てますね。大丈夫ですか?

さて、今年1月1日に能登半島にマグニチュード 7.6 の地震がきました。震源の深さは16キロで、1885年以降の記録に残っている中で能登地方最大の地震です。原子力発電所のある志賀町で最大震度7を観測し、激しい揺れにより、珠洲(すず)市、輪島市、七尾市では家屋の倒壊が相次ぎました

志賀原子力発電所の所在地
所在地は、石川県羽咋郡志賀町赤住1で、日本海に面しています。リンク
初臨界 1992年11月、営業運転開始 1993年7月
令和6年1月1日 能登半島地震の志賀原子力発電所への影響
志賀原発は、志賀町の北端の山と海岸線に囲まれた地域にあり、定義に拠れば、1号機の原子炉建屋地下二階の床面に設置された地震計では、振動周期0.02秒の地震加速度400 gal.弱を観測、その値は震度五強に相当した
独自の地震加速度推定値は、原子炉建屋地下二階の値とサイト表面の他原発の経験則から、700 gal.であり、震度六中程度と解読した。リンク

倒壊した家屋の多くは現在もなお復旧されていない。まだ800人以上の被災者が避難所生活を続けています

2024年7月9日

能登半島地震はなぜ起きたか?


震源の深さは16キロ、マグニチュード 7.6 の直下型地震は大きいです。阪神・淡路大震災(M7.3)の2倍のエネルギーを放出しました。今回の日向灘地震はマグニチュード 7.1でした
またこの地震により、能登半島沿岸が4メートル隆起し海岸線が海方向に約250メートル移動しました。この地殻変動は、地震学によると地球上最大規模だそうです

事前に予測できなかったのでしょうか?

地震の頻度

能登半島は、主要なプレート境界や火山から遠く離れています。しかし、2018年以降、群発地震の頻度が増加し続けています (図1、図2)

図1. 能登群発地震(M ≥ 1)のマグニチュード-時間プロット(黒)と累計数(赤)
図2. 能登地方の最大震度別地震回数

*群発地震とは、明確な本震を伴わずに数時間から数年にわたって連続的に発生する地震のことです

地震の震源

過去に大きい地震は、(1) 1933年09月21日に 能登地方 M:6.0、(2) 1993年02月07日に 能登半島沖 M:6.6、(3) 2007年03月25日に 能登半島沖 M:6.9 、(4) 2022年06月19日に M:5.4、(5) 2022年06月20日 に M:5.0、(6) 2023年05月05日に M:6.5 の地震が起きています

震源の分布を地図
震源の分布図 (下図B) の数字は(1)〜(5) に相当します

B
図C. 赤色は(6) 2023年05月05日に M:6.5 の地震。
青色は2023年05月05日より後に発生した地震。灰色は2023年05月05日より前に発生した地震。
茶色の細線は、地震調査研究推進本部の長期評価による活断層を示す

そして、2024年1月1日のM 7.6の地震発生


この地震は、地震調査研究推進本部の長期評価による活断層がない場所で起こりました (図D)

図D. 赤色は(6) 2024年01月01日16:10に M:7.6 の地震。
青色は2024年01月01日16:10より後に発生した地震。灰色は2024年01月01日16:10より前に発生した地震。茶色の細線は、地震調査研究推進本部の長期評価による活断層を示す

これらの震央分布図にある茶色の点線が、地震調査研究推進本部の長期評価による活断層です。図Dに今回の地震の活断層が見つかりませんが….

実際には、能登半島の沖合に海岸線に沿って活断層があります

能登半島北岸沿岸域に活断層がある

総産研が平成20年度に能登半島の北岸沿岸域を調査した結果、従来知られていなかった活断層が能登半島北部沿岸に沿って分布することが明らかになりました。活断層は下図の赤線です

赤線は海底活断層(岡村、2019)

能登半島の群発地震の原因の一つは、下層から昇ってきて深さ約 16 kmのところに広がった"流体"が活断層を弱くしたからではないか?と言われています。"流体"は、沈み込んだ太平洋プレートから脱水した水が湧き上がったものと著者により推測されています。この研究結果は、GPS による地面の3次元移動度を用いて計算されました
https://doi.org/10.5194/egusphere-egu22-10652, 2022.  2022年5月23–27発表 
Nishimura, T., Hiramatsu, Y. & Ohta, Y. Episodic transient deformation revealed by the analysis of multiple GNSS networks in the Noto Peninsula, central Japan. Sci Rep 13, 8381 (2023).  2023年6月12日OnLine掲載


下層から昇ってきた"流体"は、沈み込んだ太平洋プレートから脱水した水ではないか?と言われています。そうすると太平洋プレートは日本列島の下に潜り込んでいると予想されていることになります。スケールが大きすぎますね

能登半島の群発地震は下層から"流体"が昇って来なくなると収束すると予想されています

https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/nteq/nteq.html


ここまで読んでくださいましてありがとうございました


以下は、気象庁が能登半島地震について公開された情報のまとめです。資料として掲載しました


能登半島地震発生

地震の概要

2024 年1 月1 日16時10分 に石川県能登地方(輪島の東北東30km付近、深さ16 km)を震源とするマグニチュード 7.6 の地震が発生した
石川県の志賀町(しかまち)で震度7を観測したほか、北海道から九州地方にかけて震度6強~1を観測した
石川県能登で長周期地震動階級4を観測
北西―南東方向に圧力軸を持つ逆断層型

津波警報等の発表状況(1月1日16時22分発表)
大津波警報石川県能登
津波警報山形県 新潟県上中下越 佐渡 富山県 石川県加賀 福井県 兵庫県北部
津波注意報北海道太平洋沿岸西部 北海道日本海沿岸北部 北海道日本海沿岸南部 青森県日本海沿岸 秋田県 京都府 鳥取県 島根県出雲・石見 隠岐 山口県日本海沿岸 福岡県日本海沿岸 佐賀県北部 壱岐・対馬

石川県能登地方では、令和2年(2020年)12月から地震活動が継続している
 
(今後の地震活動の見通し) 過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺 れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意してください。 特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。また、この地域で は、3年以上地震活動が続いており、当面、継続すると考えられますので、引き続き注意してく ださい。なお、今回の地震の揺れは従来より広範囲に広がっています

気象庁第1報第2報第3報第4報第5報第6報 (2つめM4.6地震について)、第7報 (3つめM4.9地震について)、第8報(4つめM5.6地震について)、第9報第10報 (1月6日M5.4)、第11報第12報第13報第14報第15報第16報第17報第18報第19報第20報第21報 (6月3日M5.9)、令和6年能登半島地震*の評価

丸の大きさはマグニチュードの大きさを表す。 表示している震源は、速報値を含む
丸の大きさはマグニチュードの大きさを表す。 表示している震源は、速報値を含む

気象庁は、この地震により震度5強以上が観測された 地域を中心に、地震動による被害調査及び震度観測点の 状況確認のため、本庁地震火山部、東京管区気象台、新 潟地方気象台、富山地方気象台、金沢地方気象台及び福 井地方気象台からなる気象庁機動調査班(JMA-MOT)を派遣します 

気象庁機動調査班(JMA-MOT)による 震度観測点「志賀町香能」の現地調査結果について
🔵「令和6年能登半島地震」の地震活動により、震度7及び震度6弱を観 測した志賀町香能(しかまちかのう)の震度観測点の観測環境について緊 急に現地調査を実施した結果、異常は認められませんでした
🔵 気象庁では、気象庁機動調査班(JMA-MOT)を派遣し、令和6年1月1日 16 時 10 分の石川県能登地方の地震発生以降、震度5強以上が観測された 震度観測点 81 観測点の観測環境について現地調査を実施しました。地震 情報への活用を停止している3観測点(1 月 12 日付報道発表参照)以外 の 78 観測点では異常は認められませんでした。
異常ありは次の3ヶ所で、震度計台の傾きや周辺地盤のひび割れなどの異常が認められ、震度観測が適 切に行われない状態となっている
5強 七尾市中島町中島*
5強 中能登町井田*
5強 羽咋市旭町*
https://www.jma.go.jp/jma/press/2401/12b/20240112_katsuyou_teishi.pdf

https://www.jma.go.jp/jma/press/2401/23a/20240123_genchichousakekka.pdf



2024年6月3日の地震

6月3日06時31分頃 マグニチュード 5.9(速報値) 石川県能登地方 深さ約 10km を震源とする
石川県の輪島市(わじまし)・珠洲市(すずし)で、震度5強を観測したほか、東北地方から中国・四国地方にかけて震度5弱~1を観測した
北西―南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、地殻内で発生した地震(速報)
石川県能登で長周期地震動階級2を観測した

長周期地震動に関する観測情報:https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#contents=ltpgm
・震央分布図中の茶色の細線は、地震調査研究推進本部の長期評価による活断層を示す
・震央分布図中の黒色の点線は、海溝軸を示す


https://www.jma.go.jp/jma/press/2402/29a/kaisetsu202402291400.pdf
https://www.jma.go.jp/jma/press/2402/29a/kaisetsu202402291400.pdf

令和6年能登半島地震*の評価


○ 1月1日 16 時 10 分に石川県能登地方の深さ約 15km でマグニチュード(M)7.6 の地震が発生した。この地震により石川県羽咋郡(はくいぐん)志賀町(しかま ち)香能(かのう)で最大震度7を観測したほか、能登地方の広い範囲で震度6 弱以上の揺れを観測するなど、被害を伴った。また、石川県では長周期地震動階 級4を観測した。この地震の発震機構は北西-南東方向に圧力軸を持つ逆断層型 で、地殻内で発生した地震である。
〇 今回の地震により、輪島港(港湾局)観測点で 1.2m 以上、金沢(港湾局)観測 点で 0.9m(いずれも速報値)など、北海道から九州にかけての日本海沿岸を中心 に津波を観測している。そのほか、空中写真や現地観測から、能登半島等の広い 地域で津波による浸水が認められた。それらの地域では、4m以上の津波遡上高 を観測している地域がある。
GNSS観測によると、今回の地震に伴って、輪島2観測点(国土地理院)で 南西方向に 2.0m 程度の変動、1.3m 程度の隆起が見られるなど、能登半島を中心 に広い範囲で地殻変動が観測された。陸域観測技術衛星2号「だいち2号」が観 測した合成開口レーダー画像の解析によると、輪島市西部で最大4m程度の隆起、 最大2m程度の西向きの変動、珠洲(すず)市北部で最大2m程度の隆起、最大 3m程度の西向きの変動が検出された。現地調査により、能登半島の北西岸で、 今回の地震に伴う新たな海成段丘が認められた。また、空中写真及び合成開口レ ーダー画像の解析や現地調査から、能登半島北岸の広い範囲で隆起により陸化し た地域があることが分かった
〇 2023 年 12 月までの地震活動の範囲は能登半島北東部の概ね 30 ㎞四方の範囲で あったが、1月1日の M7.6 の地震の直後からの地震活動は北東-南西に延びる 150 ㎞程度の範囲に広がっている。地震活動域は主として南東に傾斜した面状に、 北東側では北西に傾斜した面状に、震源が分布している。また、地震活動域の西端付近では1日に M6.1 の地震が、東端付近では9日に M6.1 の地震が発生するな ど、現在も概ね同様の範囲で地震が発生している。M7.6 の地震の発震機構、地震活動の分布、GNSS観測、地震波及び津波波形の解析から推定される震源断層 は、北東-南西に延びる 150 ㎞程度の主として南東傾斜の逆断層であり、断層すべりは震源から北東と南西の両側に進行したと考えられる
〇 津波データ解析から、M7.6 の地震に伴う地震時の隆起域の東端は震源域北東 (能登半島から北東に約 40km)に推定されている。
○ 1月1日に発生した M7.6 の地震に伴って、志賀町香能(K-NET 富来(とぎ)観測点)で 2,828gal(三成分合成)など、大きな加速度を観測した。
〇 現在も活発な地震活動が継続している。1日 16 時から 15 日 08 時までの間に、 最大震度1以上を観測した地震が 1398 回(震度7:1回、震度6弱:1回、震度 5強:7回、震度5弱:7回)発生した。これまでの地震活動は、今回の M7.6 の 地震と同様に津波を伴った日本海沿岸の大地震である昭和 58 年(1983 年)日本 海中部地震(M7.7)や平成5年(1993 年)北海道南西沖地震(M7.8)の後の地震 活動と同様に活発である。
○ 1月1日に発生した M7.6 の地震から2週間経過したものの、M7.6 の地震の発生前と比較すると依然として地震活動は活発な状態である。今後2~3週間程度、 最大震度5強程度以上の地震に注意が必要である。最大震度6弱以上の地震につ いても、M7.6 の地震の発生直後に比べると低くなってきているものの、依然として、発生する可能性がある。なお、日本海沿岸の大地震である昭和 39 年(1964 年)の新潟地震(M7.5)、昭和 58 年(1983 年)日本海中部地震(M7.7)、平成5年 (1993 年)北海道南西沖地震(M7.8)の際には、最大の地震の約 1 か月後に大き な規模の地震が発生している。昨年 12 月までと比べて地震活動の範囲は広がっており、これまでより広範囲で強い揺れを観測している。また、海底で規模の大き な地震が発生した場合、津波に注意する必要がある。
○ 今回地震が発生した石川県能登地方の地殻内では 2018 年頃から地震回数が増加傾向にあり、2020 年 12 月から地震活動が活発になっており、2021 年7月頃から さらに活発になっていた。一連の地震活動において、2020 年 12 月1日から 2023 年 12 月 31 日までに震度1以上を観測する地震が 506 回、このうち震度3以上を 観測する地震が 67 回発生した。2023 年 12 月に震度1以上を観測した地震は8回 であった。2023 年5月5日に M6.5 の地震を観測した。
GNSS観測の結果によると、2020 年 12 月頃から M6.5 の地震が発生するまで に、石川県珠洲市で水平方向に1cm を超える移動及び上下方向に4cm 程度の隆起 が見られるなど、地殻変動が観測されていた。また、GNSS観測や陸域観測技術衛星2号「だいち2号」が観測した合成開口レーダー画像の解析結果によると、 M6.5 の地震に伴って、震央周辺で最大 20 ㎝程度の地殻変動が見られた。M6.5 の 地震後に複数の観測点で見られていた地震前の傾向とは異なる変動が時間の経過とともに鈍化し、2023 年末の時点では M6.5 の地震が発生する前の傾向にほぼ戻っていた。
○ 一連の地震活動は、主に能登半島の北東部及び北側の海域を中心に発生してい た。1月1日以降の地震活動域は、能登半島の北部を北東-南西方向に縦断し、 北東側は能登半島北東海域、南西側は平成 19 年(2007 年)能登半島地震の活動域付近まで達している。また、能登半島北東部では、これまで起きていた地震活動より浅いところで活動が見られている。
○ GNSS観測の結果によると、1月1日の M7.6 の地震の後、能登半島及びその 周辺で余効変動と考えられる地殻変動が観測されている
1月6日 23 時 20 分に能登半島沖の深さ約5km で M4.3 の地震が発生し、志賀町香能で最大震度6弱を観測した。志賀町香能の観測点では周辺の観測点に比べ て大きな震度が観測されたが、震源が観測点に非常に近かったため、震度が大きくなった可能性がある。
能登半島西方沖から北方沖、北東沖にかけては、主として北東-南西方向に延びる複数の南東傾斜の逆断層が活断層として確認されている。この活断層が今回 の地震に関連した可能性が高い。
○ また、更に北東の佐渡島西方沖にかけては、主として北西傾斜の逆断層が活断層として確認されており、この活断層の一部が今回の地震に関連した可能性も考えられる
○ これまでの地震活動及び地殻変動の状況を踏まえると、2020 年 12 月以降の一 連の地震活動は当分続くと考えられる。特に今回の活動域及びその周辺では、今後強い揺れや津波を伴う地震発生の可能性がある
*:「令和6年能登半島地震」(気象庁が定めた名称)は、1月1日以降の一連の地震及び令和2年 12 月以降の能登地方での一連の地震活動を指す。 注:GNSSとはGPSをはじめとする衛星測位システム全般を示す呼称である


「令和6年能登半島地震」
・概要 石川県能登地方では、2018年頃から地震回数が増加傾向にあり、2020年12月から地震活動が活発にな り、2021年7月頃からさらに活発になっていた。2023年5月5日にはM6.5の地震(最大震度6強)が発 生し、以降、地震活動がさらに活発になっていたが、時間の経過とともに地震の発生数は減少していた。 このような中で、2024年1月1日16時10分に石川県能登地方の深さ16kmでM7.6の地震(最大震度7) が発生し、石川県志賀町で震度7を観測したほか、北陸地方を中心に北海道から九州地方にかけて震度 6強~1を観測した。また、石川県能登で長周期地震動階級4を観測したほか、北陸地方を中心に東北 地方から中国地方にかけて及び徳島県で長周期地震動階級3〜1を観測した。気象庁はこの地震に対し て、最初の地震波の検知から6.0秒後の16時10分16.0秒に緊急地震速報(警報)を発表した。気象庁はこ の地震に伴い、16時12分に新潟県、富山県及び石川県に津波警報を、北海道日本海沿岸南部から山口県 にかけての日本海沿岸に津波注意報を発表した。また、16時22分に石川県能登を大津波警報に切り替え、 山形県、福井県及び兵庫県北部を津波警報に切り替え、北海道太平洋沿岸西部、北海道日本海沿岸北部 及び九州地方の日本海沿岸に津波注意報を発表した(2日10時00分に解除)。この地震により、石川県の 輪島港で1.2m以上(速報値)の津波を観測するなど、北海道から九州地方にかけて、日本海沿岸を中心 に広い範囲で津波を観測した。この地震は地殻内で発生した。発震機構 (CMT解)は北西-南東方向に 圧力軸を持つ逆断層型である。 この地震の震央周辺では、同日16時18分にM6.1の地震(最大震度5強)、6日23時20分にM4.3の地震 (最大震度6弱)、9日17時59分にM6.1の地震(最大震度5弱)が発生するなど活発な地震活動が継続し ており、地震活動域は北東-南西方向に延びる約150kmの範囲に広がっている。 今回の地震活動域では、1月1日16時以降、15日08時までに震度1以上を観測した地震が1,398回(震 度7:1回、震度6弱:1回、震度5強:7回、震度5弱:7回、震度4:41回、震度3:150回、震度 2:370回、震度1:821回) (注)発生した。 これらの地震により、死者213人などの被害が生じた(2024年1月12日07時40分現在、総務省消防庁に よる)。 気象庁では、石川県能登地方で発生している一連の地震活動について、その名称を「令和6年能登半 島地震」と定めた。 (注)震度1以上を観測した地震の回数は速報のもので、その後の調査で変更する場合がある。









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