祖父のお見舞いに行ってきた
数年前からガンで闘病していた祖父が緩和ケアに入ったので、帰省して家族と一緒にお見舞いに行ってきた。
約1年ぶりに祖父の姿を見た時、私は諏訪敦が描いた大野一雄の絵画作品を思い出した。
痩せこけて骨が浮き、腕はか細く口は半開きの状態。眉の骨が浮いているせいか表情は少し苦しそうに見えた。
元気な頃とはあまりに様子が変わっていて、死は身近な、現実的なものなんだと実感した。
この先あまり長く生きられない人間特有の雰囲気というのを肌で感じ取れた。
持ってきていた何枚かの作品を見て