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我が家の習い事遍歴と考え方【女医が思う子育て#7】

こんにちは。くんぱす先生です。
医師として働きながら、2児の子育て真っ只中です。
前回に引き続き、【習い事】について深堀ります。
今回は、我が家の習い事遍歴から習い事に対する考え方をお話したいと思います。
前回の投稿はこちら↓

小3の長男の習い事遍歴

3歳~小2:リトミック→ピアノ
4歳:そろばん体験
年中:親子サッカー教室
年中秋~年長:小学校受験教室(プリント、体操、絵画、巧緻など)
小1~:オンライン英語(小2から変更)
小1~小2:ボルダリング
小1~小2:アルゴクラブ
小1~:ボーイスカウト
小1~小2:ダンス
小2:空手体験
小2夏~:スイミング
小3~:バドミントン

改めて書き出すとすごい量ですね。
ボリュームゾーンが小1に集中しているのにお気づきでしょうか。
未就学の間は耳を鍛える音楽系をしていました。
年中秋に小学校受験を決意してからはそれまでにしていたピアノやサッカーなどに通うのが難しくなり受験対策に短期集中しました。

約1年の受験期を終え、年長の秋に習い事について再スタートすべく考えた時期がありました。
そこで大切にしていたのは、【様々な体験をさせること】です。
学校と家庭では経験できないような体験に触れさせることで本人の「好き」「得意」を見つけて欲しいという思いで、いろいろな習い事にトライしてみました。
さらに、前回の記事にも書いたように複数のコミュニティに属することで【様々な価値観に触れられる】というメリットも習い事にはあると考えています。

そして1年ほど体験をしたところで、本人に3つに絞ってもらいました。
これは習い事を各種体験する際に、本人にあらかじめ伝えていました。
『今年は受験も終わって、いろんなことに挑戦してみよう。その中で自分が続けたい、もっとやりたいというものだけをその後も続けていこう。』と。

長男は好奇心旺盛で物怖じせずに挑戦しにいくタイプです。
どれもやってみると楽しい!となり、5-6個の習い事が同時進行になっている時期もありました。
ただ、私は何もないボーっとできる時間をどうしても残したいという考えがあり、『多くても3つ』と絞ってもらったわけです。

ボーっとする時間を大切にする。

スケジュールを詰め込むと「次は〇〇の時間、はい、次は〇〇」と時間に追われ、自分の頭で『なにをしようかな~?』と考える時間がとれません。
何もない余白の時間を設けることで、
・学校であったことを思い出してみたり
・その時間にする行動から『僕ってこういうことするのが好きなのかも。』と気づくことができたり
・ただ寝転がって窓から見える雲の流れの早さを感じてみたり
・今度の週末にどんなことしようか計画を立ててみたり
様々な可能性が広がっていくと思うんです。
特に私は幼少期、ボーっと雲の流れを見たり、外を飛ぶ蝶の動きを観察したりしていました。時には、たまたま蝶の産卵する現場に遭遇し、卵を探し当て感動する体験もしました。
ということで、私は子どものボーっとする時間(余白の時間)を残してあげられるよう意識して、習い事の数を絞ることにしました。

長男が選んだもの

絞った結果、長男は以下の3つを選びました。
  ① ボーイスカウト
  ② スイミング
  ③ 英語

①ボーイスカウトに関しては前回の記事でお話したように『習いにいっている。』という意識でなく参加しているため、【習い事】に分類してよいものか迷うところです。
②のスイミングと③の英語は本人がやる目的意識をしっかり持てているなとそばで見ていて感じます。
スイミングは『クロールと平泳ぎを○○までにできるようになりたい。』
英語は『将来、世界の人たちとゲームで競いたい。』
という目標があるようです。
本人なりに、習い事を絞る作業の中で、一つ一つの習い事と向き合った結果得られた目標なのかな、と感じます。

習い事に関しての考え~まとめ~

  1.  複数のコミュニティに属することで様々な価値観に触れる

  2.  ボーっとする時間(余白時間)を大切にする。

  3.  絞ることで子ども自身が習い事を続ける意義と向き合える

今後も、子どもの成長とともに考え方や価値観が変化してくると思うので、その度に向き合って一緒に考えてみようと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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くんぱす先生
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