入院・手術のことを子どもになんて説明しよう【ムッタとヒビト#9】
こんにちは。くんぱす先生です。
医師として働きながら、2児の子育て真っ只中です。
長男:ムッタ(仮)小3
小柄だが、考え方や発言は大人びている。優しい。一番楽しい時間はヒビトと遊ぶ時間だそう。反抗期まだ。
次男:ヒビト(仮)年中
人見知りだけど慣れるとお調子者。ムッタのことが大好き。特技ドヤ顔。
次男ヒビトは【アデノイド肥大・扁桃肥大】による無呼吸で、もうすぐ入院して手術を受けます。
判明した経緯や救急受診までしたことなど以前投稿しました。↓
手術は全身麻酔をかけて、開口器で口を大きく開けて喉へアプローチするみたいです。
そして入院は5日の予定。
喉の大きくなった組織を削るので、術後が喉が痛くて普通の食事を食べられるまではしばらくかかるようです。
そして術後2週間程度は出血する見込みだそうです。
私は医師ですが、子どものこととなるとなんとも怖いしかわいそう、、、
けれど、今の無呼吸のまま放っておくほうがかわいそうなので手術は必要です。
『子どもと言えども、嘘は言わない、ちゃんと説明する』というのが私の考えです。
絶対痛いのに「痛くないよ~」とは言いたくない。
病院に行くのに「ちょっとお出かけしようか~」とどこに行くか説明せずに連れ出すようなことはしたくありません。
どうせバレるんですから。
子どもはその時こう思うでしょう。
「ママのうそつき!」
そして、今後本当のお出かけのときに警戒されて信じてもらえなくなります。
親子といえど、信頼関係は大切にしたいです。親子だから、か。
だからこそ、タイトルにあるように
(ヒビトになんて言って説明したらいいんだ。。)
(事実を伝えたいけれど、怖がらせたくない。。)
と悶々と考えています。
入院・手術がトラウマになって欲しくないし、病院という場所を不用意に怖がるようになって欲しくないです。
心配しすぎでしょうか?
悶々としすぎでしょうか?
いつもはあんなに冷静に患者さんや家族に話せるのに、、
説明するときに難しいな、と感じたのがヒビトにとっては何の症状の自覚もないことです。
どこかが痛い、目に見えて分かる、とかならば「よくない所を治そうね。」で伝わるでしょうが、ヒビト自身は何も困ってないんですよね、、
だって、寝てるときなんですもん、苦しいのは。
なにかいい案ないでしょうか?
今考えている作戦の一つは『カッコいい!』作戦です。
「入院して手術するなんてカッコいい!」と思わせる作戦です。
小学生の頃、骨折してギプスや松葉杖をついているのがカッコよく思える時期ありませんでしたか?
他の人がしていないことに挑戦していて『カッコいい!』と伝えようかな、、と。
もう一つ、今思いつきましたが『一緒に入院準備』作戦はどうでしょうか。
旅行のときにパッキングを一緒にするかのような雰囲気で、持ち物を一緒に準備して「パジャマはこれかな~?」「おもちゃはどれがいい?」とわくわくさせる作戦です。
そして、どのくらい前から、どのくらいの頻度で伝えるかも迷っています。
2週間くらい前から少しずつ小出しに伝えようかな。
お子さんの入院・手術のご経験がある方、小児科勤務の方、子どもの心理をよく知る方、その他の方もコメントに「こんなのどう?」ってアドバイスください!
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