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スポーツ界 暴力・パワハラ問題について思うこと
テレビを見る機会はあんまりないんですが、食堂で流れてる番組で頻繁に目にするスポーツ界の暴力・パワハラ問題。大丈夫かよ、って意見が散見されるので、私の思うことを書き留めておこうと思います。
① いかなる理由があろうとも暴力はNG
ときには体罰も必要なときがある、どんな説教よりも効果的とか言ってる指導者、関係者。即刻退場してください。そんな時代じゃないですよ。そもそも、時代とかの問題じゃない。殴っていい権利なんて誰にあるんですか。
② 解決策をもっていないことは恥である
なぜ暴力を振るうのか、暴言を吐いてしまうのか。それは他の解決策をもっていないからです。選手に対して怒っているつもりが、本当は自分への苛立ちである場合もあったり。指導者には言語能力が必要です。適切に言葉を用いて伝えることができない指導者に未来はない。
③ 学ばざるもの教えるべかず
アウトプットするためにはインプットが必要です。勉強が足りない、引き出しが少ない状態で選手と対峙すると、身を削られるような感覚になります。指導者こそ、学び続ける存在であるべきです。スポーツ指導者には幅広い教養が求められます。
③ 負の連鎖を止める覚悟を
指導者の指導スタイルは、育った背景、経験に大きく影響を受けることが分かっています。つまり、殴られて育った選手は、殴って人を育てるようになりやすい。この負の連鎖いつ止めるんですか。
④ スポーツから教育を切り離したらただの争いである
東京オリンピックを間近にスポーツにおける勝利至上主義はますますエスカレートするリスクが高まっています。
2012年ロンドンオリンピックの閉会式を覚えているだろうか。『世界の若者よ、リオデジャネイロで会おう』と呼びかけて幕を閉じました。世界の少年少女たちがオリンピック目指して成長していくことに大きな価値があるのです。スポーツに関わる上で絶対に忘れてはいけないことは"教育"です。関係者は改めて肝に銘じよう。
以上、最近の報道をみて考えてことでした。