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能登半島一周サイクリング3日目:能登町→高岡

2021年の夏休みに,金沢から高岡まで,2泊3日で能登半島を巡るサイクリングに行ってきました.第3日目は能登町の国民宿舎から富山の新高岡駅まで,走行距離150.3km,獲得標高914mです.

2泊目も夜10時には就寝し,朝6時起床,6時半から大浴場,7時から朝食という段取りで,朝8時前に出発しました.150kmを走る必要があるため,そして北陸新幹線に乗るため,余裕を持って行動します.

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能登島に渡る「ツインブリッジのと」まで60km弱.チェックポイントは設定せず,ひたすら海岸線を走ります.

1日目の輪島へ向かう途中にある標高200mほどの山や,2日目の最大斜度が10%ほどになる椿峠のような坂はありません.基本,ド平坦な道です.ただし,日本の海沿いは,リアス式海岸に代表されるように,海と山が近く,細かいアップダウンがたくさんあります.この日も5〜7%の坂を何度も登ったり降りたりします.

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道中,とてもたくさんの小さな港町を通ります.黒瓦が目立つ,よい感じの町が多いです.

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途中,綺麗な海を見ながら,前日に塩の駅輪島塩で購入した塩羊羹をいただきました.かなり甘かったです.

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10時半前に,全長620mのつり橋,ツインブリッジのとに到着しました.既に行程の1/3以上を走り,いいペースです.ツインブリッジを渡って,能登島に向かいます.

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そしてそのまま,能登島大橋へ.右側に和倉温泉が見えてきます.

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和倉温泉で一際目立つ加賀屋の近くに,弁天崎源泉公園があります.ここの壁に「明治初期の和倉温泉」が描かれていて,当時,今の和倉温泉は海の底だったことがわかります.

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当初の計画では和倉温泉でランチにする予定でしたが,それほど空腹でもないので,もっと走ってから,氷見で食べることにしました.

和倉温泉では,能登ミルクで能登ミルクジェラートのダブルを食べました.選んだのは,そのままの名前の「能登ミルク」とご当地感のある「七尾の棒茶」です.「能登ミルク」は濃厚でとても美味しかったです.「七尾の棒茶」は要するにほうじ茶アイスです.これも美味しいです.

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和倉温泉を後にして,東に向かい,七尾市街を経由して,北に突き出た半島をぐるっとまわります.

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そして,道の駅いおりまで一気に南下します.ここまでで走行距離はおよそ100km.行程の2/3を走りました.この道の駅では,ご当地アイス,能登酪農家限定牛乳使用のアイスミルク「塩」をいただきました.塩が甘みを引き立てるのか,とても美味しかったです.

さらに南下して,氷見を目指します.

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氷見の魚市場食堂.3時閉店ですが,その前にスライディング入店.なんとか間に合いました.建物と入口は「ほんとにここか?」と不安にさせてくれますが,ここです.

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名物の氷見浜丼をいただきました.もはや魚の名前は全然わかりませんが,美味い!です.大中小の3種類から選べて,これで並盛りです.これでも多過ぎで,かなり大食いの私ですが,少し残してしまいました.自転車で走っているときは,たくさん食べられないという事情もあります.しかし,並盛りで残すことになるとは...

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氷見浜丼には,土鍋の漁師汁がついてきます.これも美味しかったです.

15時過ぎの遅めのランチを終えて,いよいよ最終目的地の高岡を目指します.ゴールは北陸新幹線の新高岡駅です.

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その前に,喪黒福造と写真撮影.笑ゥせぇるすまん.ドーン!!!!

氷見市のまんがロードには,喪黒福造の他に,忍者ハットリくん,怪物くん,プロゴルファー猿などもいます.

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越中総鎮守射水神社.越中国一宮で,祭神の二上の神は約1340年前から越中国の守り神として祀られている.ここで,3日間のサイクリングを無事に終えられることに御礼する.

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サイクリングの最終版で「ドラえもんの空き地」に立ち寄ったところ,ジャイアンに自転車を取られてしまった.

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150kmを走行して,17時に新高岡駅に到着.サイクリング終了.

ここで自転車を輪行袋に収納し,輪行態勢へ移行.北陸新幹線で金沢へ,そこからさらにサンダーバードで京都へ.

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金沢駅で待ち時間が1時間ほどあったので,駅ナカのおでん屋さんで夕食.

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上から,麩,大根,ちくわ,イクラが乗ったたまご.冷酒をいただきながら.

天候に恵まれ,能登の素晴らしい景色と食べ物を満喫できた3日間でした.2泊3日の能登半島一周サイクリング,最高でした!

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ロードバイク:RIDLEY FENIX SL (リドレー・フェニックス)
ホイール:Campagnolo BORA WTO 45 (カンパニョーロ・ボラ)
サドルバッグ:APIDURA EXPEDITION SADDLE PACK 17L
輪行袋:grunge(グランジ) キャリー ライト

© 2021 Manabu KANO.

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